サラリーマンとして会社に勤めていく上で、「上司」という存在は切っても切れない関係。
組織の一員として働く上では、必ず誰かの下に所属し、ほとんどの場合は自分で決めることはできません。
もしあなたが所属した組織の上司が「仕事が自分よりできない」という場合、どう対応していくべきなのでしょうか。
この記事では仕事ができない上司の下に所属してしまった時の3つの対処法をお伝えします。
仕事ができない上司の特徴とストレス
あなたが上司のことを「仕事ができない」と思うのはどんなときでしょうか。
- 責任を取らない(他人のせいにする)
- 業務を遂行する能力がない
- 指示を出すのが下手で、何がしたいのかよくわからない
- 人を好き嫌いで差別する
- パソコンが使えない
などといった状況が考えられます。
年功序列という考え方が衰退してきたことで、人間関係やコネだけで上に立てる人は減ってきています。
それでも上記のような「仕事をする上で支障が出る」ような欠陥を持った上司は存在します。
このような上司の下で仕事をしていると上司の不平不満を組織のメンバーが口にするようになったりするため、職場の空気が悪くなり、当然ですがミスリードにより業績が下降してしまうことも。
この手の上司の下で働いていると、「自分がやったほうがマシ」で上司に対して信頼を置けなくなりストレスが蓄積していきます。
あなたが仕事が出来ない上司の下に所属してしまった場合、どのように対処していったら良いかを解説します。
仕事ができない上司の3つの対処法
仕事ができない上司の下で仕事を上手く進めていくためには、以下のポイントが重要。
上司をうまく使って、主体的な行動で自分がリードしていくと決める
上司が使えない状況では、いくらあなたがその上司の愚痴を言っても改善することはあり得ません。
それどころかあなたまでマイナスの感情により良からぬ方向に進んでしまうことも。
それであれば、自身が上司の役割を巻き取ってしまい、職場の雰囲気を改善したり、適切な指示を同僚に与えてもらえるように計らったりしてしまいましょう。
それができるようにする為には、「上司からの信頼を得る」ということ。
あなたが主体的に今の仕事に取り組み、上司の指示を待たずとも仕事が進められたりできるようになればあなたは上司から信頼を得ることができるでしょう。
上司から信頼を得ることができれば、その上司はあなたに大きな権限を与えてくれるはず。
なぜならその上司はあなたに仕事を任せることによって上司自身の評価も上げることができるようになるからです。
では上司からの信頼を得る為にどのような行動を意識していけば良いのでしょうか。
まめなホウレンソウとロジカルな説明を心がける
その上司から信頼してもらえるためには、あくまであなたは上司の部下として働く必要があります。
上司はあなたが勝手な行動を取ることを良しとは思いません。なぜなら上司はあなたの行動を管理する責任があるから。
主体的に考えて行動を起こす際には、必ず上司に報告してから進めるようにしましょう。
決してその上司が気に入らないからといって無視をしたり、言うことを聞かないというような態度は避けておいたほうが無難です。
もしその上司の機嫌を損ねて、その上司から嫌がらせや妨害工作を図られたりしてしまったら、あなたの立場は一気に危うくなります。
「いくらあなたが正しい行動をとっていても」です。
理不尽かもしれませんがあなたよりその上司のほうが力を持っていて社内への発言力も断然高く、会社という組織の中ではどうしようもない原理原則。
だからこそあなたがすべきことは上司を味方につけること。
常にあなたの考えを上司に説明し、どういう行動を取ろうとしているかを話し、許可を得る。
これをとにかく意識してみましょう。
仕事ができない上司だからといって無視するのではなく敢えてコミュニケーションを取りに行くことが重要。
一見意味がないように見えるかもしれませんが、逆にあなたが上に立つためには「上司とのコミュニケーション力」は必須なスキルなのです。
許可を得る為にはできるだけロジカル(論理的)な話し方と論理が成り立つ裏付けを持った形で説明すること。
ロジックが成立した説明はなかなか崩すことはできない為、これができれば上司は首を縦に振らないわけにはいかないでしょう。
このようにして上司から信頼を得続けながらあなたがリードして仕事を進めてしまいましょう。
愚痴や不平、不満を言っていても状況は好転することはなく、むしろ空気が悪くなって余計にストレスがたまってしまうので、それであればあなたのスキルアップのチャンスに変えてしまいましょう。
上司を食ってしまおうと思えるあなたであれば、絶対に大丈夫。
一旦頭をリセットして、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
転職活動をして新しい環境を探す
自分がリードする動き方をして状況が好転しないようであれば、その職場自体が末期症状になっているのかもしれません。
主体的な働き方ができる社員は成果も出せるタイプの人間が多いので、まともな会社であれば評価されます。
しかしそれでも上司の態度、会社の評価が変わらないようであれば、新しい環境でチャレンジするというのも有効な選択肢になります。
また、主体的な行動に切り替えるとしても並行してあなたがより活躍できる職場の情報収集を始めておくのがよいかもしれません。
少なくとも使えない上司に不満を感じているあなたにとって、今の職場は理想的な環境ではありません。
転職活動を始める上で、まずやるべきことはあなたの経験・スキルの整理となりたい自分の明確化です。
それを自分ひとりでやろうとするのではなく、転職エージェントに登録して第三者目線であなたの魅力を洗い出してもらいましょう。
転職エージェントはあなたの経験・スキル・希望条件を伝えるとあなたに合った求人を探しだしてくれる、とても頼れるパートナー。
無料で登録できますので、一度相談してみると良いでしょう。
おすすめの転職エージェントはこちら⇒リクルートエージェント
あなたの未来はあなたで掴みとるもの。上司含め、他人に支配されるものではありません。
あなたの理想の未来に向け、頑張っていきましょう!
まとめ
「使えない」と思えてしまった上司には
- あなたが主体的に動くこと
- 上司の信頼を敢えて勝ち取りにいくこと
- もしくは環境を変えてしまう
上記3つの方法で対処していきましょう。
3番目の環境を変えるという選択を取る場合には繰り返しになりますが、まずやるべきこととしてあなたの経験・スキルの整理となりたい自分の明確化が必要。
自分ひとりでやろうとするのではなく、転職エージェントに登録して第三者目線であなたの魅力を洗い出してもらいましょう。
以上、「仕事ができない上司はストレスの元?自分よりできない上司の3つの対処法」でした。
“仕事ができない上司はストレスの元?自分よりできない上司の3つの対処法” への2件のフィードバック