「昇格した途端に仕事の量はかなり増えたし、責任も驚くほど重くなった…こんなことなら仕事を辞めてしまいたい…」
このように思ってしまうことは少なからずあるでしょう。
辞めたいと思っても昇格したという事実は会社や周りから評価されて期待されているという裏付けでもあるため、「ここで辞めたら期待を裏切ることになる」という気持ちも湧いてくるはずですから、どうしたら良いのかわからなくなってきてしまうもの。
仕事が辛いのも事実なので、辞めても良いんです。
でもここで辞めたら期待を裏切ってしまうという罪悪感もあるため、あなたは相当迷っていることと思います。
この記事では昇格直後に辞めたいと思ってしまった時「本当に辞めて良いのか?」という自問自答に対する答えと考え方をお伝えします。
【注目記事】 知らないと損する!?サラリーマンが知っておくべき転職の常識
昇格したのに辞めたいと思う理由
昇格した事を喜べず、辞めたいとまで思いつめてしまうのは、おそらくあなたは以下のような事を感じているからではありませんか?
責任とプレッシャー
そう、昇格というのは社内で評価されて権限が与えられる一方で部下を持ったり、仕事でより重要なポジションについたりと責任とプレッシャーも同時に大きくなっていくもの。
人々の人生における価値観が変わって来ている現代では、責任やプレッシャーを出来るだけ避けて生きていきたいと思う人か増えているのも事実です。
会社での責任やプレッシャーに打ち勝って、成果を上げることがあなたにとって価値のないものであればあまり歓迎できることではありませんよね。
でも今の会社で元の立場に戻るのも難しいもので、下がるということはギブアップと同義に捉えられてしまうことが多いというのが現実。
それならいっそ辞めて別の仕事をしたいと思う気持ちもわかります。
仕事の負担と労働時間
昇格すると否応無しにプレッシャーは増え、それに対処するための仕事が増えます。
それにより今までの仕事をより短時間で終わらせる必要がある。
時間内に終える事が出来るならまだ良いのですが、終わらずに残業せざるを得なくなればあなたの時間が少しずつ会社での時間に支配されていく事になります。
社内での立場や肩書きが良くなっても、働き方や時間は今までよりも自由が利かなくなってしまう為、心身共に疲弊してしまったり家族との時間を削られてしまったり良い事ばかりではないというのが昇格なのです。
昇給が割に合わない
さらにプレッシャー、責任、ストレス、時間が増えた割に給料はそこまで大きく変わらないというのがサラリーマンの辛いところでしょう。
サラリーマンは会社に守られている代わりに、給料面でほかの人と大きく差をつけるのは難しいのです。
サラリーマンの仕組みについては以下の記事で解説していますので、参考に読んでみてください。
参考記事:サラリーマンを続けるって頭悪いの?人生を無駄にしないための戦略を解説
昇格したのに辞めたい時の対処法
昇格した、けど辞めたいと思ってしまった時は以下の考え方を参考にして対処してみましょう。
やりがいがあるなら続けるべき
今あなたが担当している業務やリーダーとしての仕事に少しでも「やりがい」を感じられていますか?
「やりがい」と言ってもわかりづらいので、具体的に言うとあなたが仕事をしている時に「楽しい」とか「ワクワクする」とかやる気を駆り立てられるような瞬間がどれだけあるか、これがポイント。
人間を動かすエネルギーの中で「感情」というのは影響が大きいものです。
感情がプラスの方向に動いているのであれば色々な仕事にも良い影響を与える事が出来るので、その仕事はまだ挑戦してみる価値のある状況と言えます。
逆に全く楽しくなかったり、ワクワクしなかったりするならば転職してしまった方が良いかもしれませんね。
納得出来ないなら転職もあり
やりがいという観点だけで仕事が語れるわけではありませんから、やりがいがあっても労働環境や条件面で納得が行かないのであれば、それも転職に踏み切る正当な理由になります。
ポジティブに考えたら、あなたは今の会社で昇格させてもらえるほどの評価をされたという大きな「武器」を授けてもらったと言っても過言ではありません。
臆する事なくチャレンジしてみると良いでしょう。
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【転職耳より情報】 知らないと損する!?サラリーマンが知っておくべき転職の常識
まとめ
昇格するということは、会社から期待をかけられている一方で責任や仕事量、プレッシャーも正比例して増えていくもの。
だから昇格したからといっても、あなたの理想とする環境になるかどうかは全くの別問題であると言えます。
昇格したからと言って辞めていけないなんていうルールはありません。
物差しは常に同じくして「あなたの人生にとってプラスに働く職場かどうか」を冷静に判断して見極めていきましょう。
以上、「昇格したのに辞めたいと思った時の対処法!昇格直後に退職しても良い?」でした。
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