こんにちは。まっつんです。
今回は営業職ならではの「サボり」に関する記事を書いていこうと思います。
営業として働いていると必ず発生する「サボりたい」という気持ち、誘惑。
外回りの営業パーソンはサボりやすい環境に置かれて日々戦わなければなりません。
- 誰も見ていない(単独行動が可能)
- アポがない時間帯は外で時間を潰さざるを得ない
- 重要だが緊急性の低い仕事が多い(新規開拓など)
- 上司や先輩もサボっているのを知っている
一度サボってしまうと癖になってしまいなかなか抜けないもの。
私も新人の頃は毎日飛び込み営業だったので、訪問してもしなくても会社の人には全くバレませんでした。
(もしかしたらバレているのかもしれませんが、特に指摘されたことはありません。)
朝、会社を出るときには「頑張るぞ!」と意気込んでいても、「断られる」「なかなか会えない」など上手くいかないことが続くとやる気を失い、サボりに走ってしまっていました。
サボっている自分。
サボっている時は特に何も思わなくても、仕事に戻った時、「後悔」や「今後の不安」は急に襲ってきます。
「またサボってしまった・・・」
「このままじゃダメ人間になってしまうのではないか?」
「どんどん他の人に置いていかれるかも」
モヤモヤした状態で「もう営業なんて辞めた方がよいのかも」と思っている人も多いのではないでしょうか。
実際に私も「会社辞めた方がいいんじゃないか?」と何度も思いました。
そんなダメダメだった私ですが、入社して8年目にはIT上場企業で売上全国1位の表彰を獲得することができました。
なぜなら「サボり」の誘惑と上手に付き合う方法を見つけ出したからです。
この記事では以下の内容をお伝えします。
- サボりの誘惑との付き合い方
- サボり癖を治す為の具体的な方法
サボってしまう自分への罪悪感をなくし、成果の出せる仕事への取り組み方を身に付ければ、仕事が楽しくなることは間違いなし!
それでは始めていきましょう!
サボりの誘惑との付き合い方
サボりの誘惑に対してどうやって対処していけばよいか。
まずはここに触れていきたいと思います。
結論&前提:営業パーソンは成果を出せばサボっても良い
結論から言うと「サボっても良いものだ」と捉えてしまうことが一番早いです。
組織に属してはいるものの、働き方としてはフリーランスに近いとも言えます。
営業の仕事というのは「定型」の仕事はほとんどありません。
営業のノウハウはありますが、決まった仕事というのは社内で行う事務作業程度。
だからこそ行動の自由が与えられているのです。
逆を言えば自律精神がないとどんどん流されていってしまうというのも特徴。
自分の決めた仕事を毎日しっかりと実行し、余った時間は自由に過ごすくらいの気持ちでいた方が気持ちは楽になるはずです。
しかし成果が出ていないうちはサボって良いといっても気が引けますよね。
そこで「なぜサボってしまうのか」を理解しておくと対応の仕方が分かってきますのでそこから紐解いていきましょう。
なぜサボってしまうのか?
サボってしまう理由は大きく3つあります。
- 成果が出ずに辛い気持ちから逃げたい
- 営業に対する恐怖感から逃げたい(対人ストレス/拒絶ストレス)
- 営業活動に前向きになれない
成果が出ずに辛い気持ちから逃げたい
営業活動の成果が出ずに落ち込んで、更に行動が止まってしまっているのであれば、
一度立ち止まって考えてみましょう。
成果が出ない原因は大きく2つあります。
- 顧客のニーズが掴めていない
- 活動量が少ない
顧客のニーズを掴むコツは「売りたい」という気持ちを捨て、自分の商品ではなく顧客の悩みに目を向けること。
また成果を出す為にはある程度の活動量が必要であるという事実にも目を向ける必要があります。
成果が出なくてサボってしまっているなら、逆に歯を食いしばって少しでも多くの活動をする期間を設けると道が開ける可能性もあります。(成果を出すぞ!という覚悟は必要です。)
詳しくは以下の記事にて詳しく解説してありますので参考にしてみてください。
<参考記事> 売れない営業は辛い…あなたの成績が悪い時に転職すべきかを判断する方法
営業に対する恐怖感から逃げたい
このケースはあなたが「営業に向いていない」と悩んでいたり、飛び込み営業が上手くいかないという悩みを抱え、足が止まってしまっている状態を指します。
営業に対する嫌なイメージがまとわりついてしまっているので、転職を検討しても良い状況です。
もちろんちょっとした改善で結果が好転することもあるので以下の記事を参考にみてください。
営業に向いていないと悩んでいる ⇒ 【営業辞めたい!辞めるべき?】あなたが営業に向いてないのかを確認する方法
飛び込み営業が上手くいかない場合 ⇒ 【失敗しない転職】飛び込み営業を辞めたい!転職理由としては妥当?
営業活動に前向きになれない
これはさまざまな理由が考えられます。
例えば
- 頑張っても給料が上がらないのでやる気がしない(評価制度への不満)
- 上司から理不尽な指示が出ており、反発心からサボってしまう(上司への不満)
- 希望していないのに営業職に回されてしまった
このように今の仕事に前向きになれていない状況でサボってしまうのであれば、転職を検討すべき状況です。
仕事が手につかない程の悩みがあるのに、そのまま続けても成果は残念ながら出ません。
よりモチベーションの高まる環境を探すことで、改善が見込めるかもしれません。
これらの悩みに関する参考記事もよかったら読んでみてください。
上司からの指示に反発 ⇒ 上司の存在がストレスに感じる…上司が嫌いで仕事を辞めたいと思うのはアリ?
希望していないのに営業職に異動 ⇒ 【状況別】営業に異動して辞めたい…あなたが転職すべきかを見極める方法
あなたの気持ちによっては改めて頑張れる状態ではないかもしれません。
転職を考えようと少しでも感じた場合はこちらの記事を読んでみると良いでしょう。
営業マンがサボるのは当たり前!?サボりながら成果を出すなんてできるの?と思った方もいると思います。
ここからはサボりと付き合う仕事のやり方を解説していきます。
サボりと付き合う為の心構え
サボりと付き合い為にはまず「サボることは悪いことではない」と理解をしましょう。
結果を出す為に必要なことは出来ていて空いた時間に息抜きをしているのであればそこまで罪悪感は感じないはず。
その状態は計画を立てることで実現できます。(日次・週次・月次)
サボってしまう営業パーソンの中にはやみくもに外を回っているという人も多いのではないでしょうか。
計画がないからどこまでやればよいかがはっきりしない。
だからなんとなくサボってしまうというのはよくある話です。
1日にやるべき仕事を明確にしてしまいましょう。
自主的に計画を立てられる人は、このような悩みを抱えることはないと思いますので、計画が立てられない人はあえて上司と活動の計画を相談し合意しておくというやり方がおすすめです。
この方法は自分がやらなければならない仕事がはっきりするので、学校の宿題ではないですが「さっさと終わらせてしまえば」遊んでいても問題はありませんよね。
これをやることのメリットは
- 確実に行動が積み上がり、成果に繋がる
- もやもやが消え、作業に集中できる
- サボりたいという気持ちがモチベーションに繋がる
- 結果的に仕事が早く回せるようになる
上述したように、成果が出ないのは行動量が足りないことに起因するケースがほとんど。
この方法であればやるべき行動がどんどん積みあがるので結果的に成果が出始め、上司からも評価され、自分もサボれます。
サボりたい営業マンは実は真面目だったりもするのです。
私は上手にサボりながら、全国1位を獲得できたので間違いありません。
【転職もあり】サボる自分を変えたい時の対処法
サボりと上手に付き合いながら営業活動をすることが出来れば、楽しく成果に到達できます。
ただし「サボる自分」がどうしても許せない人や仕事自体が嫌だという人は転職を検討しても良いと思います。
サボれない環境に身を置く
営業という仕事はサボることができてしまう仕事です。
この自己裁量の仕事が合わないという人の中にはいるでしょう。
しっかりと決まった仕事をやり切りたい人は営業以外の仕事に転職すると良いでしょう。
営業以外の仕事にチャレンジする時、必ず注意しておいてほしいことが1つあります。
【重要なポイント】 今働いている会社と同じ業界でキャリアチェンジを目指すこと
私は異業種(IT⇒建設業)に転職したことがあります。
そこで得た経験からお話すると「異業種転職のギャップは想像以上に大きい」です。
業界が変わると言葉や商習慣も変わります。
それは想像している以上に違和感があることです。
私はIT営業⇒建築営業という同じ職種でのキャリアチェンジでしたが相当な苦労をしました。
だから職種を変えようとしているのであれば、極力業界のギャップは減らした方が良いと思います。
もしそれでも異業種に挑戦したいというのなら、エンジニア転職のように事前にプログラミングスキルを磨くなど予習をしてから挑戦するようにした方が良いと思いますよ。
最短・最速で脱プログラミング初心者|Skill Hacks(スキルハックス)
転職市場の最新状況
2020年9月時点の最新状況です。
コロナウイルスの流行により、経済は深刻なダメージを受けています。
その結果、有効求人倍率(求職者に対する求人募集数の割合)が2020年に入ってどんどん下降。
つまり転職市場もかなり冷え込んできてしまっていると言えます。
コロナ禍の転職を成功に導く為のポイントは…
ずばり良質な求人情報の入手と徹底した面接対策にあります。
そもそもコロナ禍でも良質の求人を保有している大手エージェントサービスがやはり強い傾向にあります。
私のおすすめは2つのサービスです。
- 業界最大手のリクルートエージェント
- 営業⇒営業の転職に特化したマイナビエージェント×営業職
コロナ禍であっても優秀な人材を求める企業はいます。
その企業を狙って、戦略的に転職活動を進めていくと良いでしょう。
転職エージェントはあなたの転職を支える戦略参謀になってくれるはずですよ。
転職を迷っているという人は営業が転職する適切なタイミングを解説した記事もありますので、参考にしてください。
まとめ
営業をやらずにサボってしまう。
これはよくあることであり、むしろ「普通」のことと言っても過言ではありません。
しかしあなたが辛いのは「サボってしまう自分」であると同時に「成果が残せない不安」や「営業活動に対する恐怖感」「やる気が出せない環境・境遇」にある可能性が高いです。
営業に向いていないと感じる人は、営業以外の仕事にキャリアチェンジするのも良いです。
<参考記事>【営業辞めたい!辞めるべき?】あなたが営業に向いてないのかを確認する方法
営業としてサボりながら仕事が出来るなんて最高じゃん!と前向きに捉えられる人は、活動の計画を上司と合意しさっさと終わらせることでサボってしまいましょう。
いずれにしても営業マンにとってサボりは必要な要素でもあると個人的には思います。
サボれるくらいのゆとりを作れるように、普段から頑張っておくというマインドを持ってチャレンジしてみてくださいね。
以上、「【営業辞めたい】サボり癖を治したいあなたは転職を考えた方が良い?」でした。
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