「〇〇課長の言ってることが納得いかない!なんか気が合わないんだよなぁ…」
上司と部下の関係と言っても、「人」対「人」の関わり合いですから、「合う・合わない」という議論は尽きないもの。
最初は「合わない」という違和感から始まりますが、徐々に溝は広がって気が付いたら修復不可能なレベルまで行ってしまうことも。
この記事では、仕事で密に関わっていかなければならない上司と上手く付き合うことが出来ず、険悪な関係になってしまった時の対処法をお伝えします。
上司と険悪になってしまう理由
あなたと上司が相容れない関係になってしまうには、それなりに理由があります。
もちろん上司にも問題はあるとは思いますが、上下関係になるので折れるべきはあなた。
上司がなぜへそを曲げてしまったのかという視点を軸に考えていきましょう。
あなたが反発してしまった
上司と部下という関係性の中で仕事をしていると、どうしても上司の指示が絶対になりがち。
しかし、そんな上司の指示を「否定」したり「無視」して仕事を進めたりすると、たちまち上司の機嫌は悪くなるもの。
もしあなたが上司から言われたことを「はい」「承知しました」というような枕詞もなく「いや課長、それは違うと思います」とか「無理です」とか上司を全否定するような態度を取ったことが1度でもあるならば、その態度を見直していかないと一向に上司との関係は悪化の一途をたどるでしょう。
なぜなら上司にも「プライド」があるから。
当然柔軟性の高い人材である可能性もありますが、少なくとも自分より経験や評価の低い「あなた」から今まで豊富に経験を積んでいるはずの自分の意見を否定されようものなら、上司の立場として「お前に何がわかる!」という怒りを買ってしまうのは間違いありません。
自分が自信のある分野の意見を全否定された時の気持ちを考えてみればわかるはずです。
もしもあなたがそのような態度や発言をしてしまった経験があるのなら、二度とそのような態度を取らないと心に誓うことができればあなたの上司からの当たりが小さくなっていく可能性もあります。
目上の人を敬うという常識、あなたはしっかりと出来ていますか?
あなたが上司を避けている
もう1つのパターンとして、「あなたが上司を避けている」という可能性もあるのです。
例えば、上司からの少しプライベートに近いような会話をいい加減に返したりしていませんか?
サラリーマンという仕事観は昔から少しずつ変化しています。
仕事一本頑張ってさえいればよかった時代は終わり、個人がさまざまな活動を会社以外の場所で行うようになった現在、プライベートと仕事をしっかりと分けて特に干渉しないという人も増えてきています。
しかしそういった会話をシャットアウトしていると、いつの間にか上司との会話が日々の業務報告と、指示伝達で終わってしまい、いつまで経っても上司との距離が詰まっていかないという懸念があります。
そうするとどうなるでしょう。
上司はあなたと仕事以外の会話をしなくなりますから、あなたのことを「よくわからない」状態で仕事を進めなければならなくなります。
どんな会話をしたら良いのか、あなたがどんな人間なのか、どんなことに興味があるのかなどがわからないのですから険悪な雰囲気に近い空気が流れてしまうかもしれません。
険悪なのではなくて、他人行儀な関係性であるということ。
このような状態になっているのであれば一刻も早く抜け出す必要があります。
上司と険悪な状態を改善するためにあなたがすべきこと
一度受け入れ、素直な部下になる
もしあなたが今まで上司に対して、無意識に反発をしてしまっていたと気が付いたらあなたがやるべきことはただ1つ。
否定するのを止めて、一度上司の指示を素直に受け止めること。
もちろん納得のいかない指示が出ることもあるでしょう。
しかしそんなときでも「はい」「承知しました」と一度飲み込むことであなたの上司は「安心」してくれます。
その上で納得がいかない内容だったり、よく真意がわからないときは納得がいくまで質問してあなたの消化不良をなくすことができれば、あなたもすっきり上司もあなたに指示が受け入れられてホッとするという相乗効果が得られます。
コミュニケーションのテクニックですが、一度試してみてはいかがでしょうか。
プライベートの話をしてみる
あなたがもし上司に対して心を開いていなかったと感じたのなら、簡単な雑談でも良いので仕事とは全く関係のない会話をしてみましょう。
上司と一緒になって日が経ってしまっているのであれば、今更感も出てしまうと思いますのでオススメは「休日どうやって過ごしたのか?」という質問です。
休日例えば家族と過ごしたという話が出れば「お子さんは何人いらっしゃるんですか?男の子ですか?女の子ですか?」という会話も自然にできますし、趣味の話だったら「釣りやられるんですね?どこに釣りに行くんですか?」というような形で趣味の深堀と合わせて住んでいる地域を探ったりさまざまな会話が展開できます。
今まで会話をしてこなかったことを悔やんでも仕方がありませんから、少しずつコミュニケーションを深めていくことで険悪な雰囲気も少しずつ和らいでくるかもしれませんよ。
仕事とプライベートを割り切ることも大切ですが、関係がおかしくなるまで割り切ってしまうというのも考え物ですから、上手い塩梅で使い分けていくことが大切ですね。
改善できない、したくない時は?
険悪な雰囲気に負けて改善するための会話を切り出せなかったり、いろいろ試してみたけどどうしようもない時は、あなたがより良い環境を求めて旅立てば良いのです。
昔と違い、転職というのは不義理でもなんでもありません。
あなたにベストな環境を探し出すための手段なのですから、あなたの手持ちのカードを増やせるように転職活動を始めてみましょう。
転職活動を始める時、まずやっておきたいのが「転職エージェントサービス」の登録です。
転職エージェントサービスに登録すると、あなた専任のエージェントがあなたの転職活動をサポートしてくれます。
内定をもらえればあなたの選択肢が1つ増やせるので、より良い職場はないかしっかりとアンテナを張っておいた方が絶対にプラスでしょう。
転職するかまだ決めていなくても、どんな会社があなたを求めているのか、あなたにどんな市場価値があるのかをエージェントと会話をしながら確認してみるだけでもあなたの未来を切り開く扉は開かれたも同然。
大きな進歩も一歩からですから、まずは行動をしてみましょう。
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まとめ
上司と険悪になってしまった時、まずあなたが考えるべきなのはあなたの行動で上司を怒らせるようなことをしていないかどうかです。
たいてい部下のあなたが何かしらの原因を作っているもの。
改善を図るには、原因をしっかり理解し問題を解決するか、1度リセットをして新しい環境で働くかの2択です。
どちらにしてもあなたの意識の変化や行動がポイントになってくるのは間違いありません。
ストレスのたまる、険悪な上司との日々を1日でも早く脱出できることを願っています。
以上、「上司と険悪になってしまった…上司との折り合いが悪い時にあなたがすべきこととは?」でした。
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こんにちは。
ランキングからきました。
上司も人の子ですから、対人ってホントに難しいですね。
険悪になるとほんとにストレスたまるので
参りますが、この記事でとても参考になりました。
りがとうございます。