こんにちは、まっつんです。
今回は「営業を辞めたい」という感情が芽生えた時に転職を決断すべきかという悩みに対する解説をしていきたいと思います。
営業という仕事はとても難しい仕事です。
数字を作る仕事なのでノルマが課せられていたり、社内からのプレッシャーもキツイことも多い。
難しい局面では判断ミスをしてしまい結果が出ない事だってありますから、数多くの挫折を経験すると言っても過言ではありません。
だから、辞めたいと思うことは至って自然な感情。
辞めたいと思っても、「無責任なのではないか?」「甘えているのではないか?」という葛藤と戦っている人もいるでしょう。
今の環境に不満を抱え、もっと良い環境で働きたいと思う人だって数多くいます。
会社はあなたの人生の1/3以上の時間を過ごす場所。
だからこそ誰もが自分らしい生活が実現できる仕事に就きたいと思うのは当たり前の欲求です。
私は12年間営業を続けていてブラック企業での就業経験/ホワイト企業での就業経験/異業種転職の経験もあります。
だからこそ「営業を辞めたい」と思うタイミングもわかりますし、実際に転職を決断した経験もあるのでタイミングや環境の良し悪しなどを理解しています。
この記事を読むメリットは以下の通りです。
- あなたの置かれた状況やお悩み別に「転職」した方が良いかどうかを知ることができる
- 「営業を辞めたい」というもやもやに踏ん切りをつけ「転職するかどうか」決断できるようになる
結論「辞めたい」という気持ちはあなたの素直な感情ですから、辞めることは間違ってはいません。
ただ客観的に見て「転職した方が良いか」という基準ができれば勇気を持って新しい人生の第一歩を気持ちよく踏み出せるようになるはずです。
悩んでいるあなたの背中を押すことができれば幸いです。
それでは内容に入っていきましょう。
※お悩み別に1つずつ解説していきますので目次からあなたに当てはまるお悩みを選んでクリックしてみてくださいね。
【お悩み別の判断基準】 転職・退職すべき?残るべき?
お悩み① 営業スタイルが合わない
まず初めに「営業スタイル」に関する悩みについてです。
営業スタイルとしては以下のように分類できます。
- 新規発掘型営業 ⇔ ルート巡回型営業
- 個人向け営業 ⇔ 法人向け営業
- モノ売り型営業 ⇔ 無形商材の販売営業(サービス提供型)
これらの6つのスタイルが営業職としての分類になります。
あなたはどのスタイルの営業ですか?
そしてあなたの悩みの種が「営業スタイル」の適性が合わず、結果が出なかったりストレスがかかっているのであれば転職して新しい職種の仕事にチャレンジしてみるのが良いでしょう。
ここから詳しい「営業スタイル別」の特徴と向いている人・向いていない人に分類をし、転職をすべき人はどんなタイプの人なのかを解説していきます。
新規発掘営業(飛び込み・テレアポ等)
新規開拓の営業マンというのは、難易度の高い仕事です。
0から1を作り出す仕事であるが故に、日々の活動に創意工夫がなければ成功に結びつけることはできません。
<向いている人>
- 失敗に対する耐性が強い人(断られても割り切って次に進める)
- 活動計画に沿って、淡々と仕事を進められる人(感情の浮き沈みを仕事のパフォーマンスに持ち込まない)
- 売り込み思考を捨て、顧客との関係作り・課題抽出を優先できる人(すぐに結果が出なくても焦らない)
<転職を考えても良い人>
- 断られる事にストレスを感じる(断られるのが前提の仕事だから)
- 断られることに恐怖を感じ、アプローチを躊躇ってしまう人(活動量がこなせなくなる)
- 顧客の立場に立てず、すぐに成果を求めてしまう人(売りたい欲が相手に伝わると、顧客は逃げていく)
これらの特徴があります。
わかりやすく言うと「ゲーム感覚(ロールプレイング)」で仕事を楽しめるようなタイプが向いています。
1つ1つの障壁を乗り越え、最終的なゴールを目指すというのが、この新規開拓型の面白いところ。
長期スパンで仕事に取り組むことを頭に入れてみると今新規開拓で辛い気持ちでいる人は少し楽になるかもしれません。
逆にすぐ結果がでないと焦ってしまう人は向いていないかもしれませんね。
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ルート巡回型営業
新規開拓とは逆に、既存の顧客との関係深耕をメインにした仕事がルート巡回型営業。
飛び込みやテレアポはありませんが、その分顧客への入り込みが必要な仕事です。
<向いている人>
- 広く浅い人間関係よりも狭く深い人間関係を好む人
- 顧客のことを客観的に分析し、色々な切り口でアプローチできる人
- どんな人とでも仲良く出来る選り好みのない付き合い方が得意な人
<転職を考えても良い人>
- 新しいことが好きで、同じことを繰り返すことが苦手な人
- 目の前のお客さんにのめり込み、他の部門や人物への接触が苦手な人
- 苦手なタイプの人とは付き合いたくない人
新規開拓という仕事がない分、特定の顧客に徹底的に入り込む必要があります。
多くの関係者と関わる点やその顧客以外に逃げ道がないという点で、飽きっぽい人や性格や価値観を相手に合わせられない個性的なタイプの人は向かない営業スタイルと言えます。
また同じ顧客にずっと訪問し続けなければならない為、飽きっぽい性格の人も向きません。
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個人向け営業
自社の製品を個人の顧客に向けて販売する仕事です。
この仕事の特徴は「お客様の感情」を揺さぶることができるかがポイントの仕事です。
私は個人向けの営業(地主向けマンション営業)が全く合わず、1年持たずに転職した経験があります。
<向いている人>
- 世間話が好きな人
- 他人に興味を持ち、プライベートな内容まで切り込む勇気を持っている人
- 他人に共感できて、信頼される人間性を持つ人(マナーを守る/身だしなみ/トークスキルなど)
- わかりやすい特定のキーマンと人間関係が作れる人
<転職を考えても良い人>
- 目的を持たない会話が苦手な人
- 他人の人生に興味が持てず、プライベートな話に切り込むのが下手な人
- 気配りが苦手な人(靴を揃えるなど個人宅に伺い際の気配り等)
- 特定の人には好かれるが、苦手なタイプの人間がはっきりしている人
個人向けの営業は、とにかく顧客にいかに「気に入ってもらえるか」が鍵です。
幅広い会話に対応でき、他人の懐に入り込めるタイプの人は向いていますが、ビジネスライクなタイプの人は個人営業は向きません。
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法人向け営業
法人営業の特徴は決定までのプロセスが長く、合理的な判断をされる点が特徴です。
個人営業と違ってAさんが良いと言ってもBさん、CさんがNoと言えば決まらないという全体のバランスを調整する能力が求められます。
勢いで押し切ることは難しく、顧客のニーズを掴むのも1人だけではなく複数の関係者のニーズを全て満たせるように広く浅く情報収集を進めながら、良い塩梅に着地させるスキルが必要です。
<向いている人>
- 論理的思考で物事を考えたり、会話をするのが好きな人
- ビジネス全体を見て、会社全体の課題を探る能力がある人
- 目標達成に必要な情報をかなり視野を広げて収集する想像力や行動力がある人
<転職を考えても良い人>
- 会話は好きだが、論理的な会話をするのが嫌いな人。
- 目の前のお客様の話を鵜呑みにしてしまい、担当者以外からの情報収集が出来ない人
- 頭で考えすぎるタイプで、壁にぶつかったらその場で立ち止まってしまう人
法人営業の特徴は、1つの案件を獲得するのに多くの人間が決裁に関わる点です。
そのため合理的な提案や説明が求められる上、いろいろな可能性を踏まえた仮説を1つ1つ検証することでゴールに向けて進んでいくという戦略性が求められます。
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モノ売り型(有形商材)営業
モノ売り型というのは、Aという商品(規格が決まったもの)を売るタイプの営業です。
業界で言えば商社やメーカーの営業もしくはIT業界のパッケージソフトを販売する等の仕事が該当します。
お客様の求めているものを提供するというよりは、その製品を求めているお客さんを探し、売っていくと言うスタイル。
<向いている人>
- モノを売る行為が好きな人(売れたということに満足感を得られる人)
- 行動力に自信がある人(機会創出の為の行動が多く取れる人)
- 社交性が高く、その場で人と仲良くなれる人
<転職を考えても良い人>
- 同じ商品を売り続けると飽きやすい人
- 何かと考えてしまい、行動が止まりやすい人
- 人間関係を作るのに、複数回の接触が必要なタイプの人
古き良き時代の営業のスタイルです。
とにかくモノを売ることに喜びを感じられるタイプの人は向いています。
この対応の営業は「行動力」が「結果」に結びつきやすく、頑張ったら頑張った分だけ結果が出る為、行動にブレーキをかけてしまいがちの人は、営業でも別のスタイルに転職することで活路が見いだせる可能性があります。
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サービス売り型(無形商材)営業
無形商材の営業とは、ITやコンサル、保険やその他サービス提供型の事業を展開する会社の営業スタイルです。
売る商材に可変性があるため、顧客のニーズに合った商品を提供できます。
だからお客様の課題やニーズを満たすことを楽しめるタイプの人は向いていると言えます。
<向いている人>
- 商品が売れることよりも、顧客の課題解決に喜びを感じる人
- 事前に仮説ベースで顧客の課題を想定できる人
- 会話の内容や提案の内容で顧客との関係を作りたいと思う人
<転職を考えても良い人>
- 結果がすぐに出ないとやる気を失ってしまう人
- 頭で考えるより行動したいタイプの人
- 顧客との関係作りは「人間力」だと思っている人
無形商材の営業は結果が出るまでものすごく時間が掛かる上、難易度も高いです。
そのため、頭を使って考えるタイプの人は向く仕事ですが、行動力で勝負したいタイプの人はモノ売りタイプや新規開拓型の営業にチャレンジしてみると良いでしょう。
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お悩み② 営業に向いていないと感じる
次のお悩みは「営業に向いていないんじゃないか?」と感じてしまう人に向けた判断方法です。
結論から言うと営業に向いていないという人は存在します。
具体的には以下のような人が「営業に向かない人」です。
- 人と話をすることが嫌いだ
- 他人に興味が持てない
- 極度の人見知りで初対面の人と話をするのにストレスを感じる
- 打たれ弱く、すぐに落ち込む
- プライドが高く、相手の話を聞き入れられない人
1~3に関しては「対人スキル」と呼ばれる部分でそもそも人と会う、交渉をするという立場で仕事をする上で残念ながら向かないタイプの人です。
営業は就職活動をする中で「なんとなく営業が良さそう」という形で特に意志もなく選ばれやすい仕事。
しかし蓋を開けてみると非常にスキルが必要な仕事であることは間違いありません。
特に対人スキルは努力だけでは身に付かないという領域のスキルでもありますから、向かない人にとっては苦しい仕事であるのは間違いありません。
もし「対人スキル」の面で自信がない方は早めにキャリアチェンジを検討しても良いと思いますよ。
4・5に関しては営業という仕事が「相手」がいる前提の仕事であるという特徴に起因します。
もしあなたが相手に受け入れられずに落ち込んでいたり、相手のニーズを受け入れられないような性格やプライドの持ち主だったとすれば、それは営業には向いていないのだと思います。
努力や挫折によって習得できる可能性もあるスキルではありますが、もっと適性のある仕事がある可能性を検討してもよいでしょう。
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お悩み③ なかなか結果がでない
3つ目のお悩みはなかなか結果が出ない場合に「辞めたい」という気持ちになってしまった場合です。
営業は数字が評価のほぼ全て。
だからこそ結果が出なければ、給料も上がらない上に周囲からの目も気になるところでしょう。
同年代の人と比較されてしまったりしたら、落ち込むことこの上ありませんよね。
結果が出ない時に辞めるべきなのは以下のように「環境や適性」に問題がある場合です。
- 扱っている商品・サービスに問題がある
- そもそもノルマがきつすぎて達成感が湧かない
- 営業という仕事を楽しめていない
特に1に関しては、あなたがどう頑張っても「商品」に問題があり売れないと言う場合。
この場合は会社に問題がある為、転職を検討しましょう。
あなた自身が売れるスキルを持っているのに、売るものが悪ければ売れなくなってしまう可能性は高いでしょう。
より結果が出せる環境を探して、活躍した方が間違いなく人生は充実するでしょう。
詳しくは以下の記事にて解説しています。
2についてはお悩み④で、3に関して上述のお悩み②で触れています。
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お悩み④ ノルマがきつい
4つ目のお悩みは「ノルマがキツい」時。
営業にとって数字のノルマ達成はミッションと言われていますし、どの営業パーソンも「達成」を目指して動きます。
しかし「どうしようもない」という状況もありますよね。
ですが会社によってはどうしようもない状況でも「諦めさせてもらえない」という環境で働いている人もいるのではないでしょうか。
そもそもノルマが妥当でなかったり、努力目標とノルマが同じレベルで設定されている会社も少なくありません。
そのような環境では毎日必死に動き回っても目標に近づかないといった苦しい状況に追い込まれてしまったり、はっきり言って「無理ゲー」な状況の人も少なくないでしょう。
そのような目標設定でも前向きにノルマ達成を楽しめる人であれば問題ないのですが、もしそのような環境に嫌気が差してしまっているのなら「転職」するという選択肢もあり。
もしノルマが「ゲーム攻略的に楽しめる状況なのであれば、続けるべきですが、無理ゲーな時は無理じゃない仕事を探してみましょう。
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お悩み⑤ パワハラ/マイクロマネジメントを受けている
5つ目のお悩みやパワハラやマイクロマネジメントを受けて、精神をすり減らしてしまっているケースです。
パワハラやマイクロマネジメントの具体例は以下の通りです。
- ノルマが達成できないと高圧的な態度・罵声を浴びせる(パワハラ)
- 自分の納得のいく説明ないとキレる※言い訳できない(パワハラ)
- 毎日の行動を1~10まで報告させ、あなたを監視するかのようなマネジメントをする(マイクロマネジメント)
これらの行為ははっきり言ってあなたの精神的に弱らせ、仕事をつまらなくする原因。
このようなハラスメントが続いているようであれば、新しい環境に目を向けてみるのが良いでしょう。
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お悩み⑥ やる気が出ず、サボり気味な自分が嫌だ
6つ目のお悩みは「やる気が出ない」「サボってしまう」というケース。
営業は残念ながらバレずにサボることは簡単です。(僕もよくサボっていました。)
このサボりにも「良いサボり方」「良くないサボり方」があります。
<良いサボり方>
- 目標達成の計画がしっかりと立てられており、やるべきことをしっかりやった上でサボっている
- 上司にも特に咎められることもなく、むしろ評価されている中でサボっている
<良くないサボり方>
- 目標達成の計画もなく、とりあえず外に出てみたもののやる気が出ずにサボる
- 上司から逃げるようにサボりを繰り返し、手を焼かせている
つまりやるべきことをしっかりとやった上で、余った時間を息抜きに使うというスタイルがデキる営業マンのサボり方。
逆に全てを投げ出すようなサボり方をしている場合はその仕事を辞めるべきです。
なぜならあなたがその仕事を好きになれていなかったり楽しめていないから。
仕事を楽しむことが出来れば、多少の辛いことでも乗り越えることができるかもしれませんが、楽しくなければやる気が出ないのは当たり前です。
そんな環境にずっといたとしても、あなたにとってプラスの材料は何も残りません。
スキルも経験も残らず、ただ時間を過ごしているだけなのであれば少しでも前向きに働ける仕事を探すべきです。
今はバレないかもしれませんが、いずれバレる時がきます。
そして全く成長していないあなたが会社で浮いた存在になってしまう可能性が非常に高いです。
そうならないように出来るだけ楽しめる仕事を探してみた方があなたの為です。
今のままなんとかなると思っていると、あとで痛い目に合う可能性もありますよ。
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お悩み⑦ 毎日残業続きで帰れない
7つ目のお悩みは毎日残業続きで帰れないと言うもの。
私の新卒で入社した会社もそうでした。
残業が前提となっており、定時に帰るという概念すら存在しませんでした。
今は毎日定時上がりを実現していますから、正直言って「その会社のおかしな文化でしかない」ということ。
そもそも帰りの時間が遅ければ、家族持ちの方は子供と会えなくなります。
独身の方はデートや趣味をする時間がなくなります。
これはあなたの人生を会社に差しだしていると同義。
仕事が楽しくて仕方ないような状況であればまだしも、そうでないのなら環境を変えた方が良いです。
帰りが遅いというのは「生産性が低い」という原因と「組織が残業を許容してしまっている」という2つの原因があります。特に後者の場合はあなたがいくら生産性を上げても帰らせてもらえないので、早めに環境を変えることをおすすめします。
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お悩み⑧ 休日・休暇の条件が合わない
8つ目のお悩みは休日・休暇の条件が合わないというものです。
具体的には「土日出勤」が前提の仕事であったり、「有給を使わせてもらえない」会社。
これはあなたの人生プランや働き方次第ではありますが、こういった条件が合わない会社でストレスを溜めているくらいなら、転職を検討してみてください。
私の場合は土日は家族サービスをしたいし、子供のライフイベント(入学式・発表会)などには極力参加したいという価値観です。
だから休みの条件というのは会社勤めをする上で非常に重要な条件になります。
あなたももし「休日」「休暇」の条件が合わないという理由で悩んでいるのなら、転職を検討してみましょう。
ちなみにホワイト企業であれば土日祝完全休暇、有給も取り放題という会社もあります。
あなたの今の会社と比べて、どっちの環境で働きたいですか?
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お悩み⑨ 給料が安い
日々働いているときには自分の給料が安いかどうかなんてあまり気になりません。
しかしふとしたタイミングで同級生と会ったりすると自分の給料の安さにショックを受けてしまうことがあります。
給料は「雇用形態」「業界」「企業立地や考え方」によって決まってくるもの。
いくらあなたが優秀な営業パーソンだったとしても、あなたが所属している会社の業界が儲かっていなかったり、給料を極力抑えようとしているような会社であれば、給料を上げることは難しいでしょう。
給料を上げる為の方法はキャリアアップ転職をするのがベストな選択です。
詳しくは以下の記事に書いていますので、参考にしてみてください。
転職を決断できたらすべきこと
転職を決断したら、転職支援サービスを利用すると良いでしょう。
理由は世の中にある求人情報を収集する為と、転職活動の段取りを教えてもらう為です。
利用するサービスを選ぶ上で「いつ転職をしたいのか」を決めましょう。
営業というのは区切りが付きやすいタイミングと付きにくいタイミングがはっきりしている仕事です。
あなたが「いつから新しい会社で働くのか?」によって利用するサービスが異なります。
- 6か月以内の転職なら「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント×営業職」などのエージェント系サービス
- 1年以内の転職なら「リクナビNEXT」や「ミイダス」などの転職サイト
営業パーソン向けの「失敗しない」転職支援サービスの選び方については、以下の記事に詳しくまとめてあります。
【営業経験者向け】失敗しない転職サイト/エージェントの選び方
まとめ:自分の気持ちに素直になって良い
営業を辞めたいというタイミングはたくさんあります。
しかし「辞めたい」という感情が生まれてくるまでには、一人一人理由が違ってくるもの。
ここまで状況別に辞めて良い理由を解説してきましたが、最後に辞めて良い状況をまとめてみたいと思います。
- 営業スタイルが合わない(法人営業⇔個人営業/モノ売り⇔サービス売り/新規開拓営業⇔ルート営業)
- 対人スキルが不足している(人見知り/気配りなど)
- 挫折ストレスに弱い
- プライドが高く、相手の意見を受け入れられない
- 商品の競争力が低く、売上が伸びない
- 無茶なノルマが課せられている
- パワハラ/マイクロマネジメントを受けている
- やる気が出ず、サボりがちで仕事から逃げようとしている
- 休日・休暇の条件が合わない
- 毎日遅くまで残業を強いられる
これらの条件に当てはまる場合は、環境を変えてあなたが楽しく働ける環境を探してみると良いでしょう。
もしあなたが辛い環境にいて、日々の仕事で辛い思いをしているのなら是非転職にチャレンジしてみて欲しいです。
なぜなら私自身も転職で「家族とのんびり暮らす」ことや「休日が123日+有給が消えない」という会社に入社し、ストレスフリーで暮らしています。
仕事というのは人生を豊かにする為の手段であり、会社に人生の貴重な時間を奪われてしまうと本末転倒です。
あなたにとってベストな環境を目指して一歩踏み出してみましょう。
以上、「【営業を辞めたい】あなたは転職を決断すべき?状況/お悩み別に解説」でした。
⇒転職する覚悟が決まった人はこちら
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