「まだまだ始めたばかりなのに辞めるなんて、甘えだよ。何にも経験してないだろう?」
せっかく就職活動をして新卒で入社したのに、数か月で辞めたいと思ってしまった時によく言われる「それは甘えではないか」という問いかけ。
確かにまだ入ってから日も浅いのであれば、経験も少ないので判断するには早いように見えます。
しかし職業選択はあなたの自由ですし、仕事はあなたの人生を充実させるために行うものなのですから、嫌な仕事を無理して続ける必要はないのも事実。
辞めるべきか、耐えるべきかの判断基準がとても曖昧で難しいもの。
この記事では始めたばかりの仕事をすぐ辞めたいと思ってしまった時、甘えているといわれるケースとそうでないケースを比べて、あなたの気持ちがどちら側にあるのか気づけるような事例を書いていきたいと思います。
【注目記事】 知らないと損する!?サラリーマンが知っておくべき転職の常識
仕事をすぐ辞めたくなる理由が甘えかどうかの判断基準
仕事をすぐ辞めるということが理由によってはあなたに取ってマイナスに働くこともあります。
甘えと言われる理由達は総じて「自分が変われば状況が変わる」という類いのものが多いです。
逆に「自分がいかに努力して状況を改善しようとしても改善の余地がない」ような理由についてはあなたはただ我慢を続けるしか方法がないため、精神的に苦しむ結果を招いてしまう可能性があります。
そのためファーストアプローチとしてはまず「自分が変われば状況を変えられるかどうか」という基準で甘えかどうかを判断してみるのが良いでしょう。
甘えである可能性が高い理由
やる気が出ない、仕事がつまらない
お金がもらえればいいという考えで仕事をしていると間違いなくやる気は出てきません。
なぜなら「会社」に属しているうちは決められた時間、決められた労働をこなしていれば給料がもらえてしまうから。
そのため仕事がつまらない、やる気が出ないという人はおそらく目的が弱いということなのでしょう。
やる気を出す、仕事を楽しくするためには「挑戦する」という姿勢が大切です。
あなたの態度や姿勢がもし受身でお給料をもらうということだけが目的になってしまっているのなら、仕事に向き合う姿勢を見直してみることができれば、状況を変えられる可能性があります。
仕事で叱られて嫌な気分になった
仕事で叱られるということに対して嫌悪感を持つ人がいます。
それはなぜでしょうか。
これもやる気の問題で、「上達する」「挑戦する」という意識があるかないかで感じ方は大きく変わってきます。
叱られるということは相手が求めていることに対して何かが足りないということ。
つまり、相手に叱られないようにすることこそ、「相手目線」を持つ第一歩。
「相手目線」で物事を考え、行動するということは社会人として一番必要なスキルであるため、これを身に着けることができれば叱られるということ自体が少なくなります。
もしあなたが上司や先輩から「叱られて」嫌な気分になり「辞めたい」と思っているのであれば、あなたが相手目線で行動できていない可能性が高いです。
まずは「相手目線」の行動を意識して自分の行動を改善することから始めてみることをおすすめします。
相手に合わせるのが面倒くさい
これも相手目線の一環ですね。
人が成長する上でよく言われますが、「守・破・離」という言葉をご存知でしょうか。
まずは師匠の真似をすることや言いつけを守ることで型を作り、少しずつオリジナルの要素を師匠の教えを破って取り入れる。
最終的には師匠の教えから完全に独立をして一人前になるという考え方です。
会社で働く上では、上下関係もありますし、相手に合わせるということはどうしても必要になってきます。
もし相手に合わせたくない、向いていないという人がいれば「起業」という選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
会社員→起業の流れについては以下の記事にも記載しています。
参考:サラリーマンは向いてない!?会社勤めから脱出するために取るべき仕事戦略とは?
今すぐ辞めた方があなたの為になる理由
パワハラを受けている
上司から理不尽な指示や、言っていることがコロコロ変わる、権力を盾に強烈なプレッシャーをかけてくるなどのパワハラ行為があり、仕事を辞めたいと思っているのであれば、今すぐ転職活動を始めましょう。
パワハラが横行している職場は文化的にパワハラが常態化している可能性があるので、もし上司が変わっても別の上司からパワハラを受けてしまう可能性もあります。
人間関係の問題というのは自分のちからでは解決するのが難しいものなので、転職をして環境を変えてしまうことも一つの方法です。
長時間労働で身体的にも精神的にも追い詰められている
仕事をすぐに辞めたいと思ってしまうもう一つの要因としては「長時間労働による過労や精神的負担」にあります。
残業が多く、毎月平均45時間以上の残業(サービス残業を含む)を強いられている会社は労働環境が良いとは言えません。
酷いところでは残業100時間を超えている会社もあるようですが、厚生労働省が定める過労死ラインは月80時間以上。
自分の職場が「働きすぎ」な職場かどうかを判断するのは難しいので、こういった数字を目安に考えると良いでしょう。
こういった職場であなたがやりがいを感じたり、楽しみを覚えられないような環境なのであれば転職しても良いと判断できます。
どうしようもなければ転職活動をするのもアリ?
仕事をする上で環境はとても大切であり、上記のように「パワハラ」や「長時間労働」など会社側に問題があるような場合は転職を前向きに検討しましょう。
あまりに我慢を続けているとストレスが原因で「うつ病」になってしまったりしますから割り切って転職活動をしてみましょう。
転職活動をしても良い企業に巡り会えなければ状況は変わりません。
だから転職の情報を集めるのは、転職サイトを眺めて自分で応募するのではなく、「転職エージェントサービス」を活用することをおすすめします。
「転職エージェントサービス」は無料で利用できる上にあなたの経験・能力・希望条件に沿った適切な求人情報を集めて紹介してくれるのが特徴。
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↓転職に関する詳細な情報は以下記事をご参照ください。
【転職耳より情報】 知らないと損する!?サラリーマンが知っておくべき転職の常識
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自分でなんとかならない環境なのであれば、変わる見込みがある会社に切り替えてしまいましょう。
まとめ
入社してすぐに会社を辞めてしまいたくなった時は、まず冷静に「何故辞めたいと思ったのか」理由を分析してみましょう。
その理由がもし「自分の意識を変えて改善できる類いのもの」なのであれば、しっかり努力して歯を食いしばって乗り越えていきましょう。
もしあなたのどうしようもない、環境面の理由が課題なのであれば、あなたがどう頑張っても改善するまで数年の歳月が必要。
それであれば転職活動に取り組み、より良い会社が見つかればそちらに移るという戦略的な行動があっても良いのです。
退職というのは、終わりではなく始まりです。
辞めることを過度の重く受け止めすぎずにあなたのベストの選択を常に取れるように行動してみてください。
以上、「始めたばかりの仕事をすぐ辞めるのは甘え?甘えてる人と辞めるべき人の違いは?」でした。
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