サラリーマンという立場は収入の安定が得られる代わりに自分の時間と能力を捧げるという仕事です。
企業にとっては労働力をお金で買っているという構図になります。
サラリーマンとして仕事をすることが向いてないと思ってしまうこともあると思います。
人間関係・上司とのやり取り・終わりのない仕事量、残業等、我慢をしなければいけないことが多い。
毎日辛い思いをして、いろいろなことを我慢してまで会社員でいたいと思わないという人も多いのではないかと思います。
人生損をしているのではないか?というような疑問が浮かんでくることもしばしば。(私自身がその疑問をずっと抱えながら10年もの間サラリーマンとして働いてきています。)
この記事ではサラリーマンに向いていないと思ったその瞬間から、会社勤めという立場を脱出するための仕事の選び方、戦略について解説していきたいと思います。
【注目記事】 知らないと損する!?サラリーマンが知っておくべき転職の常識
サラリーマンに向いていない人の特徴
サラリーマンに向いていないという人は少なからずいます。そういう人はある程度成果は残せるかもしれませんが、いろいろなしがらみの中で楽しく仕事はできないでしょうし、出世するのも難しいというのが現実。
下記に当てはまる人はサラリーマンに向いていないと言えるかもしれません。
あなたはどれくらい当てはまっていますか?
人に合わせるのが苦手
人に合わせるのが苦手という人がいます。(私も当てはまりますが・・・)
自分のペースで物事を進めることで優越感を持つ人や、人の意見を伺うことを煩わしいと思ってしまうような人は、サラリーマン向きではない性格の持ち主と言えます。
なぜなら会社は縦の組織で構成されており、最終的な判断は組織のトップにいる人が行うから。
そのため、自分が考えた提案が組織の方針やトップの考え方に反していたら採用されないため事前の根回しを行ったり、ある程度自分の意見を相手の考えに合わせていく必要があります。
いちいちそんなこと面倒だしやりたくない!という人もいると思いますが、それが会社というものなのです。
自分の思った通りにやっていきたい人はサラリーマンには向いていないと言えます。
自分の時間をしっかりと確保していきたい人
自分の時間をしっかりと確保していきたい人は、サラリーマンという働き方自体が向いていないと言えます。
まず勤務時間というものが定められていますから、決まった定時の時間(例:09:00~18:00)は会社に行かなければなりませんし、毎月20日前後は出勤しなければなりません。
そのため、プライベートを犠牲にし、お金を稼ぐという目的のために毎日会社に行く必要があります。
私が一番苦痛だったのは平日子供と全く顔を合わせることがなかったこと。
例えば在宅ワークで仕事が出来たら、子供の成長を毎日楽しみながら仕事に精進するという働き方もあるでしょう。そういった稼ぎ方が世の中に存在しているのも事実です。
サラリーマンは大半が「会社に行く」必要があり、通勤時間と働いている時間は拘束されるのです。
時間の自由はどう考えてもなくなってしまいますよね、だからサラリーマンという働き方以外の選択肢を考えていく必要があるのではないでしょうか。
ビジネスをやりたいと思っている人
ビジネスをやりたいと思っている人にとって、会社員という立場はとても退屈なものに感じるでしょう。
なぜなら企業は1つのビジネスを多くの人で分業してこなしているから。
例えば営業が仕事を獲得し手配をするのは購買部門、出荷するのは倉庫部門など1つのビジネスが部門によって分断されてしまうので、ビジネスをやっているという実感を得られることは少なく、与えられた目の前の仕事をこなすことがあなたの役割になってしまいます。
ビジネスの醍醐味は、集客から物を販売し、顧客を喜ばせるという一連のプロセスに携わるということ。
だから分業された仕事では物足りなく、ビジネスをやりたい人にとっては不満が蓄積してしまいがちなのです。
ビジネスを楽しもうと思っている人に関しては、企業での仕事、特に大手の企業になってくるとビジネスの醍醐味がどんどん薄まってしまうというのが現実。
だから大手企業に勤めている人こそ、サラリーマンが向いてないと感じてしまいやすいという側面もあるのです。
会社勤めを脱出するための方法
会社勤めを脱出する方法はいくつかあります。
今すぐ会社を飛び出して1からビジネスを作り上げるというやり方だったり、サラリーマンとして仕事をしながら副業で並行して起業の準備をし、ソフトランディングしていくようなやり方も。
前者のやり方はハイリスク。
私もそうですが家族がいたりすれば最低限の生活を守っていかなければなりませんから、今回は後者の副業で並行して準備をするという手法について説明していきたいと思います。
長期的な計画を立てて、会社勤めをしている段階の目的を決める
まず、あなたがサラリーマンが向いていないと感じて、自らビジネスを持ちたいと考えたのであれば、まずはどんなビジネスを行うのかというビジネスモデルを考えるところからスタートです。
どんなニーズを持った誰に対して何を販売するのか、どうやってお客さんを集めてくるのかなどを考えてみましょう。
ビジネスモデルが明確になっていないと、準備も何をすればいいかが明確になりませんからしっかりと戦略を立てておきましょう。
そのビジネスモデルを実現するためにあなたが今の会社で何を身に着けるのか、今の会社ではやりたいことが実現できないのか等を判断して、会社でのあなたがやるべきことをしっかりと決めておくことで、いつまで会社に勤めていれば良いかという目安もつくることができます。
今の会社は脱サラする準備が出来る会社か判断する
ビジネスモデルが考えられたら、今あなたが働いている会社が起業に向けた準備を行う上で有益な会社であるかどうかを冷静に判断してみましょう。
私が考えるポイントは以下のようなものです。
- 考えたビジネスに近い業種・業界であること
- 今所属している部署でやっている仕事がやりたいビジネスの役に立つ仕事であること(例えば営業であれば、スキルを磨けば起業した時の役に立つ)
- 激務で残業が多すぎたりすると全然準備に時間がかけられないので、残業が少なく自分の時間を確保しやすい職場であること
上記のようなポイントが満たせていない仕事であれば、さっさと転職してしまったほうがあなたにとってプラスが大きいです。
転職を考えるのであれば、「転職エージェントへの登録」をしてみましょう。
転職エージェントに対して、はっきりとあなたのビジョン(将来的に起業を考えているから○○業界で仕事をしてみたい etc…)を伝えれば、あなたにとってベストと思える環境を紹介してくれます。
時間を短縮できる環境なのか、やりたいビジネスモデルに近い業界なのか、いずれにしても起業へのステップとしてよりよい環境を選ぶことがあなたの仕事の戦略につながるのは間違いないでしょう。
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↓転職に関する詳細な情報は以下記事をご参照ください。
【転職耳より情報】 知らないと損する!?サラリーマンが知っておくべき転職の常識
起業の準備を並行して実施する
環境を変えるには少し時間がかかるはずです。前の仕事の引継ぎだったり、新しい仕事に慣れたり。
しかし、あなたがやりたいことを実現させるためには環境はものすごく大切。
あなたの人生はあなたのもので、会社で働くことはあくまで手段でしかないのですから、あなたの目的に合わせた働き方を選ぶ権利はあるのです。
新しい環境に慣れたら、あなたが起業しようとしていることに向けた準備を着々と進めていきましょう。
オススメはインターネットを使った副業で、会社に頼らず自分の力でお金を稼ぐことができます。
副業で定期的な収入が得られるようになったら、会社を辞め独立できる準備が整ったと言っても過言ではありません。
独立しても良いかどうかを診断する基準としては、毎月の収入がサラリーマンの収入を超え、それが3~6か月継続できるようになったら、独立して脱サラできるようになっているはず。
あなたがもしサラリーマンに向いてないと感じているのなら、起業の計画を立ててみてはいかがでしょうか。
まとめ
サラリーマンが向いていないと思ったら、我慢せずにあなたのやりたいことを仕事にしてみませんか?
まずは、ビジネスモデルを考えてみることからスタート。(もしビジネスモデルを考えると言っても浮かばないという人は、副業でビジネスを始めて、そこから展開するという手法もありです。)
起業の準備に時間がかかるので、あなたへの負担が少ない仕事を選んだり、ビジネスモデルをもっと理解するためにその業界に身を置いてみたり、もしかしたらあなたの今の仕事よりも次のステップに進むための事前準備が必要となるかもしれません。
事前準備を行う上で今のあなたの環境に問題点があるとすれば、あなたの目指す人生を実現するために転職をして良い環境を手に入れるという選択肢は非常に有効。
良い仕事の環境を手に入れたら、あとは準備に邁進するのみ。
しっかりと副業で稼げるようになったら、独立を考えていきましょう。
向いてないサラリーマン生活から脱出して、理想の人生に向けて活動してみませんか?
以上、「サラリーマンは向いてない!?会社勤めから脱出するために取るべき仕事戦略とは?」でした。
はじめまして。
ランキングからおじゃましましたミラです。
とても参考になりました。
今は副業を認めている会社も増えましたし、やりたいと思えば自分次第ですね!
また訪問します!
こんにちは!
会社勤めは向いてない者です。
今まさに副業で成功して、本業と逆転したいと思っています。
記事、元気が出ました。
ありがとうございます!