「なんか最近身体が痛い…どこか悪いのかな?」
「最近めまいが多い気がする…夕方よく頭痛も感じるし、なにかおかしいぞ!?」
身体は正直であなたが何かの原因でダメージを受けるとしっかり反応してくれるもの。
その痛みや違和感は気のせいではなく、あなたの身体から出されているSOSのサイン。
そのSOSにしっかり向き合わないとあなたの身体や心が少しずつ蝕まれていき、最終的には取返しのつかないことになる可能性もあります。
この記事ではストレスが原因で起こる体の異変について取り上げ、注意しておいた方が良い症状とあなたが健康な心と身体を守るための対処法をお伝えしていきます。
ストレスで起こる体の異変
ストレスへの耐性は大きく3段階あると言われています。
- 警告期
- 抵抗期
- 疲憊期(ひはいき)
1段階目…遭遇したことのないストレスに対する拒否反応が出る。社会人で言うと入社当初。
2段階目…拒否反応を乗り越え、アドレナリンが多く輩出されることでストレスに耐えられるばかりか、高パフォーマンスを出すこともできるようになる
3段階目…抵抗できる範囲を超え、ストレスに対して免疫機能が落ちていくことで、第一段階よりも症状が悪化した状況になり、限界を迎える
ストレスで体に何かしらの異変がおきる状況というのは、この第3段階(疲憊期)に突入しかかっていたり、すでに突入しているタイミングである可能性が高いでしょう。
それでは具体的な症状がどのように発現するのか、「身体的」「精神的」な症状に分けてみていきましょう。
身体的症状
身体的な症状としては以下のようなものがあります。
- 頭痛・めまい
- 不眠・日中の眠気
- 腹痛・吐き気
- 肩こり
- 全身の痛み
- ダルく感じる
- 耳の聞こえが悪くなる
- 胸の痛み・息苦しさ
これらは主に自律神経が乱れると起こる症状と言われています。
自律神経は循環器や呼吸器・消化器などの働きをコントロールするために存在しているもので、活発に動くときは交感神経が、休む時は副交感神経が交互に働くのが通常。
しかしストレスにより自立神経が乱れてしまうと夜に交感神経が活発化して不眠になったり、昼に副交感神経が働いて眠気を誘ったりします。
またストレスを感じた時に胃酸を過剰に出してしまうことで胃痛や吐き気を催してしまうことも。
つまり上記に挙げた症状はほとんどが「自律神経の異常」に関わっているということ。
このような症状が続くとだんだんと身体が疲弊していくというのは言うまでもありません。
精神的症状
精神的な面では以下のような症状が出ます。
- 憂うつな気分が続く
- 物事に興味がなくなる
- 人と会いたくなくなる
- イライラがコントロールできなくなる
- ネガティブな発想しか出てこない
これらはストレスによってもたらされるもので、あなたの意志だけでは抜け出すことが難しい症状です。
つまり無理をして前向きに考えようとするとより症状が悪化してしまうこともあるということ。
このような症状に悩まされているのであれば、一刻も早く対処をする必要があるということです。
異変に気が付いたらどうするべきなのでしょうか。
ストレスで起こる体の異変に気が付いた時の対処法
ストレスの原因から離れる
ストレスで起こる体の異変に気付いたら、まずはストレスの原因から離れること。
もし仕事が原因なのであれば、仕事を休むということが取り急ぎの対策になります。
仕事を休むことに抵抗かある人も多いと思いますが、あなたは風邪で40度の熱があったら会社に行きますか?
もはやそのような状況と同じような状態にあなたは追い込まれているということを自覚して、改善する方向に向かっていくべきです。
日本人は真面目で「仕事を休む」ということ、特にそれが明確な病気でないのに休むというのは抵抗や罪悪感を感じてしまいがち。
しかし今のあなたの症状はれっきとした病気であることは言うまでもありません。
まずはストレスの原因からしっかりと離れることからスタートしてください。
数日だけで改善が見込めなければ病院へ行く
数日休んでも、そう簡単に切替えができないのが、第三段階のストレスの困ったところ。
もちろん数日休んで気持ちが切替えられたというのなら問題はありませんが、あまり変わらないようであれば病院に診てもらうようにしましょう。
ストレスに蝕まれたあなたの身体と心を診察してくれるのは「心療内科」や「精神科」といった病院です。
私も休職中通っていましたが、確実にあなたの味方になってくれる存在と言っても過言ではありません。
気持ちが折れかかったあなたに一緒に寄り添い、状態を改善させるためのアドバイスをもらえるので辛い時には頼ってみるべきでしょう。
一気に気持ちが楽になるはずですよ。
そもそもの仕事自体を見直す
あなたが今のような状態になってしまったのは、今の職場に問題があった可能性は否定できません。
自分の会社という帰属意識があるのでなかなか会社のせいだと思えないかもしれませんが、結果としてあなたがそこまで追い詰められてしまったという事実を受け止めて冷静に判断すべきです。
あなたがストレスの限界から復活できても、あなたがその仕事を続ける以上再発する可能性が潜んでいるということもしっかり認識した上で続けるべきでしょう。
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まとめ
ストレスで起こる体の異変は「身体的な症状」「精神的な症状」様々なパターンがあり、それは個人差があるもの。
しかし一つだけ言えることはそのような症状に気が付いた時点であなたの心と体が限界に近づいているということ。
すぐに対策を講じる必要があり、取り急ぎすべきなのは「休む」という行動。
あなたはストレスにより体調面までおかしくなり始めているということを認識して、人生というなによりも大切なものを守るために動き出す必要があるのです。
ストレスの原因から離れ、あなたにふさわしい職場はなんなのか、しっかりと考えることが大切です。
あなたがあなたらしい人生を歩み続けられることを願います。
以上、「ストレスで起こる体の異変はどんなもの?仕事のストレスで起こる症状を要チェック!」でした。
「ストレスが限界を超えるとどうなる?心の限界のサインはどんなもの?」
・ストレスが限界に近づいた時に起こる症状を知る
・ストレス耐性のメカニズム
・限界になる前にすべきこと
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