「仕事が辛い…こんな辛い気持ちで一生過ごすのかなぁ」
「でもこれってもしかしたら甘えなんじゃないか?もっと頑張ったほうが良いのかなぁ?」
仕事において辛い状況というのは正直たくさんあります。
仕事を辞めたいと思うこともたくさんあると思います。
しかしその度にいちいち仕事を辞めていては転職産業は大儲けですし、会社も人が定着せずに日本の経済はどんどん停滞していってしまいます。
どんな状況であれば、甘えではなく正当な辞める理由としてあなたの辛さは判断して良いものなのでしょうか。
この記事では、仕事が辛いけれどここで辞めるのは甘えなのではないかと感じている人に向けて、仕事を辞めても良いかどうかの判断基準をどう考えるべきかについて事例を解説しながらお伝えしたいと思います。
【注目記事】 知らないと損する!?サラリーマンが知っておくべき転職の常識
仕事における辛いと甘えの判断基準
仕事においてあなたにとって本当に辛い状況なのか、甘えているのかを判断する基準は以下の2つがポイント。
- 自己解決ができるかどうか
- 「身体」や「心」に異常が出ていないか
これらの判断基準に基づいて、辛い状況の具体例を見ていきましょう。
社会人としてのルールやマナーを守れずに「辛い」と感じた場合
社会人としてのルールやマナーが守れずに「辛い」と思ってしまったら、これは確実に「甘え」。
新卒で入社した若手社員によくある辛さです。
具体例としては以下の通り
- 毎日朝起きるのが苦痛
- 周りの人に気を遣うのが面倒
- 指摘されたことが直せず、上司に何度も叱られる
このような「辛さ」で悩んでしまっている人は学生気分が治っていない、社会に適合できていない人。
このパターンであればあなたが努力する、意識することで改善できること。
逆にこの程度のことで悩んでいるのであれば、どの会社に行っても「使えない奴」というレッテルを貼られたまま、仕事を辞めても転職先は見つからず、路頭に迷ってしまう可能性が高いでしょう。
このような状況で仕事が辛いと言っているようでは、今後の人生が思いやられますね。
厳しいことを言うようですが、これは「甘え」ですからしっかりしましょう。
仕事が好きで、やる気もあるが仕事が上手くいかない「辛さ」
今やっている仕事が例えば、あなたのやりたかった方面の仕事だったとしたらいくら仕事がうまくいかなかったとしてももう少し頑張ったほうがよいかもしれません。
私の持論ですが、仕事というのは理想の人生を歩んでいくための「手段」。
そのためあなたの思い描く理想の人生のレールの上にある仕事なのであれば、それは諦めるべきではないと思うわけです。
仕事が辛い、それはあなたの理想の人生である「やりたいと思っていた仕事」をやるためなのであれば、「甘え」とは別の次元で「挑戦したほうが良い。
なぜならあなたが選んだ道だから。
やりたいと思って選んでいるので、選んだ段階で「自己解決」をしているといっても過言ではありません。
もしその道があなたが望んだ方向と違ってしまっていて、それでいて仕事が辛いのであれば、軌道修正をかけるのも一つ。
あなたが自分の選んだ、やりたい仕事をしているはずなのに辛いと感じているのなら無理をせずに軌道修正を検討してみてはいかがでしょうか。
自分の理想と現実が乖離しすぎている「辛さ」
自分の理想と現実が乖離していることってありますよね。
私の場合は家族と幸せな暮らしがしたいと思い描いていたのですが、結果、毎日遅くまで残業しなければならないというギャップに苦しみました。
この状況は、自分が頑張ったら変えられるものではなく「自己解決ができない」辛さになります。
仕事の時間、仕事の量は会社によって違いますから、入った会社が残業三昧の文化であれば一人がいくら頑張っても変えることはできません。
そういった場合は、「甘え」とは言えない問題と言えるでしょう。
体調が悪い、気持ちがまいってしまった「辛さ」
最後に私の実体験を交えてお話しますが、辛い気持ちを引きずりすぎて体調が悪くなり、休職したことがあります。
どんな症状かと言いますと「慢性的な頭痛・肩こり・倦怠感・節々の痛み」「イライラが酷く、抑えきれない」といったもの。
ストレスでうつ病の一歩手前まで行ってしまった事例です。
原因は「業績への過度なプレッシャーを感じすぎてしまったこと。」
もちろん人間関係のストレスや上司からのパワハラなどが起因して同様の症状が現れる場合もあります。
ここまで行ってしまうと、「辛い」のは「甘え」ではなく病気です。
具体的な症状については、以下の記事を参考にしてください。
参考:ストレスの限界を迎えた時の症状はどんなもの?限界のサインに気付く方法
本当に辛い時に仕事を辞めるのはアリ?
本当に辛い時は退職するという選択肢もアリです。
なぜなら仕事はあなたの人生ではなく、理想の人生を歩むための手段だから。
手段が適していないのであれば、別の手段を考えたり、使ったりするのは物事を進める上で当たり前のこと。
では退職する上でどういった進め方が良いのでしょうか。
今の仕事を投げ出してとりあえず辞めるのは×
一番避けた方が良いのが「次のステージがまったく決まっていないけれども今の仕事だけ辞める」というパターン。
これはリスクがかなり大きいやり方です。
下手をすれば路頭に迷ってしまう可能性もありますし、焦って次の仕事を自分の望まない形でも構わず決めてしまうというような何のために辞めるのかわからない結果を生み出してしまう可能性もあります。
今の仕事から仮に逃げ出せたとしても、次の仕事も同じかそれ以上悪い環境になってしまうのであれば本末転倒ですよね?
冷静に自分の将来を考えて転職先を検討するのは〇
まずは「転職活動を始める」というアプローチが一番リスクが少ないです。
少しの間我慢が必要になるかもしれませんが、その間にあなたのやりたい仕事に出会えるのであれば我慢のし甲斐があるというもの。
どうしても耐えられないというようなところまで追い詰められているのであれば、「心療内科」に行って診察をしてもらいましょう。
私も休職経験があるからわかるのですが、たいていの場合「休む」ことを勧められます。
医師の診断書というのは職場に対して自分の体調が悪いということを証明する有効な書類です。
壊れるまで我慢するくらいなら仕事を休んで、体調の回復をしながら転職活動をする方がよっぽどあなたのためになります。
転職活動をする上でのおすすめは「転職エージェントサービス」を利用すること。
転職エージェントサービスは無料で利用できる上、あなたがこれまで経験してきた内容やあなたの性格や得意不得意など特徴に合わせた求人を提案してもらうことができます。
第3者の目線であなたの可能性を探ってもらうこともできますし、書類の添削や面接対策などのサポートも充実。
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【転職耳より情報】 知らないと損する!?サラリーマンが知っておくべき転職の常識
辛い時こそ、冷静に自分の人生と向き合うこと。
それがあなたの仕事人生をよりよいものにするためのたった一つの行動と言えるでしょう。
まとめ
仕事が辛いと思った時、どうしても「これは甘えなのではないか?」と思ってしまうこともあると思います。
見極めるポイントは「自分で問題が解決できるかどうか」と「体調に問題が出るほど辛いかどうか」です。
辛いときこそ冷静に自分の人生にとってベストな選択を。
以上、「仕事が辛いと感じるのは甘え?辛いから仕事を辞めたいのは理由にしても良い?」でした。
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