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「あれこんなはずじゃないのに…なんでこんな簡単なミスするんだろう?」

「社会人って求められるレベル高すぎ…。学生時代とのアルバイトとは天と地の差があるよ。」

 

就職活動を無事終えて、新入社員として晴れて社会人デビュー。

同じ年齢の同期社員との新人研修を終えて、現場に配属された途端に立ちはだかる巨大な壁のような「自分の未熟さや経験不足によるミス」はあなたの自信を粉々に打ち砕いてしまうもの。

 

あまりに心を折られすぎて、「仕事が辛すぎて辞めたい」と思ってしまうことも。

辞めたいと思うけれども、これは甘えなんだろうか?という自問自答もありながら戦う試練の1年間となることでしょう。

 

この記事では新入社員が辛い時代を乗り切るための仕事への取組み方と、仕事を辞めたいと思っている時に「甘え」かどうかを判断する基準について書いていきたいと思います。

 

【注目記事】 知らないと損する!?サラリーマンが知っておくべき転職の常識

 

新人時代の仕事が辛い理由

 

新人時代の仕事が辛いのは以下の3つの理由が主な要因です。

経験不足によるミス

入社して右も左もわからない中でやっているのですから、まだまだ経験が足りません。

しかし現場で働く上司はあなたに少しでも早く成長してもらうために、あなたに様々な仕事を要求してきます。

 

そんな中では、当然ながら失敗することもありますし、上司も失敗は織り込み済みのはずですが当の本人であるあなたは失敗に慣れていない為ショックを受けます。

人生において失敗するという経験はそんなに多くはないと思いますから、立て続けにやってしまうとダメージは結構なものに。

 

タスク管理方法がわからない

ある程度自分の記憶力に自信があったりする人は最初メモを取ったりすることなく、自分の記憶に頼ろうとする傾向が強いです。

しかしたいていの場合、自分の記憶力だけでは膨大なタスク量を記憶しておくことは難しく「タスク漏れ」というミスを犯しがちです。

 

しかもこのタスク管理というものはなかなか曲者で、「タスク」という概念自体を理解できないもの。

タスクとは「あなたがやらなければならない仕事すべて」を指すのですが、ほんの些細なことであっても1つも見逃してはいけないことであるのにも関わらず、「タスク」として認識できずに漏れてしまうことが多いのです。

 

要するに何がタスクなのかをよく理解していないということ。

そしてそれらのタスク達は1回溜めてしまうと次から次へと新しいものが増えていくため、処理しきれなくなるという現象がおそらく多くの人に発生するはずです。

 

これも1つ1つがミスに直結するため、タスク漏れを連発してしまうとあなたはかなりのダメージを受けてしまうでしょう。

 

仕事の全体像が分からない

あなたが悩むこととしてのもう一つが、今自分がどんな仕事をしているのかがわからないまま毎日が過ぎていくということ。

例えば営業マンであれば、私の会社もそうだったのですが入社して1年目はほとんど新規開拓のアプローチである営業電話を延々と繰り替えすのが仕事になることがあります。

 

しかし営業の仕事は本来お客様と商談をするものだとイメージをしていたとすれば、「なぜこんなことを毎日毎日繰り返さないといけないんだ?」という疑問が沸いてくるもの。

今、自分がどんな仕事をしていて今後どうなっていくのかの全体像がつかめないまま仕事を続けていると辛くなってしまいますよね。

 

新人時代に役立つ仕事術

 

上記のような問題に対して、意識すれば改善する部分も多く、気分が楽になる方法があります。

ここでいくつか紹介したいと思います。

 

経験不足で未熟であることを認める

まず一番最初に伝えたいのが「プライドを捨てる」ということ。

学生時代、あなたが学校やアルバイトでいくら輝かしい実績を持っていたとしても関係ありません。

 

はっきり言いますが、あなたは「会社」においては「素人」です。

素人がいきなりプロ野球の世界に飛び込んでホームランを打てと言われて、あなたは出来ますか?

 

もしかしたらあなたはそれをやろうとしてしまっているのかもしれません。

だから辛いのではないでしょうか。

 

最初からそんな高いプライドで望むことを辞めて「出来なくて当たり前」というくらいの気持ちでまずは臨んでみる方が良い結果が出ることが多いのです。

 

手書きによるタスク整理と上司への確認

タスクの管理が難しいのは「何がタスクなのかを認識する」という部分。

あなたがタスクだと思っていないことが実はタスクだったということを経験したことはありませんか?

 

だからこそ、上司や関係者とのコミュニケーションの中で「タスクの確認」を都度行うということが大切。

具体的には、打ち合わせ終了後に上司に「それではこの件は〇〇と××を□□日までに完了するということでよろしいでしょうか。」と確認するだけです。

 

これが出来ているだけでミスが大幅に減ります。

なぜなら人間はアウトプットを行うことで記憶に刻み込むことができるから。

 

上司と会話をして、上司から言われた指示を「言い直す」ということは実はアウトプットの1回目になっているのです。

さらにそこで確認したタスクを手書きで書くことで、アウトプットを2回行うことができるので記憶に埋め込むことができ、あなたの記憶から消えてしまうことも少なくなるという効果も。

 

手帳で仕事の管理をする人が多いのは経験上、ミスがなくなると感じている人が多いからということでしょう。

とにかくアウトプットを増やすこと、これが仕事を上手に回すコツ。

 

なぜなぜ分析

仕事の全体像がわからない時は、あなたがやっている仕事の仕組みを理解する必要がありますよね。

その場合に役立つ考え方が「なぜなぜ分析」です。

 

たとえば上記の営業活動のプロセスで「新規開拓ばかりやっている」という状況があったとします。

しかし、何のために新規活動をやるのかを考えてみるのです。

 

なぜ新規開拓をするのかといえば「商談機会を得る為」です。

なぜ商談機会を得る必要があるのか。目的は受注を獲得するため。

 

なぜ受注を獲得する必要があるのか。目的は売上をあげる為。

売上を上げる目的はお金を稼ぐため。

 

そう、すべての行動には理由があり、目的がある。

その目的を炙り出すために行動に対して「なぜその行動をやる必要があるのか」を一つ一つ掘り下げることで物事の本質にたどりつけるのです。

 

参考サイト:【なぜなぜ分析】事例と5つのポイント~注意点

 

仕事の辛さの種類が違う時

 

パワハラ・過労により辛い

新卒で入った会社でも、すべてが良い会社とは限らないというのが今の日本の会社の現状。

運が悪いと最初からパワハラ上司にあたってしまったり、当たり前のように深夜残業が横行している会社にあたってしまうことも。

 

こういった状況であればあなたの辛いという感覚は「甘い」とかいう次元とは異なる極めて危険な状況。

その状態で「新人は最低3年我慢すべき」というような慣習に流されてはいけません。

 

自分の入社した会社の労働環境が悪い時は転職もアリ

新卒でも労働環境が悪いのであれば、転職するということも検討の余地はあります。

昔は転職のサービスも少なく、日本社会の常識も「新卒で辞めた人は問題がある」という慣習が残っていたのですが、今は社会の変化とともに企業側の考え方も変わってきています。

 

「第2新卒」という言葉もあるように、新卒社員で会社を辞めた人をターゲットにした転職支援サービスというものも世の中に出てきているのです。

だからわざわざ劣悪な環境に自分を置いておく必要もありませんし、巻き返しのチャンスはたくさんあります。

 

あなたの人生はあなたが舵を切るもの。会社に理想の人生を邪魔されないように強い意志を持って日々過ごしていきましょう。

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辞めさせてもらえない時は退職代行サービスの利用も検討の余地あり

もし転職が決まって退職を申し出た時に、あなたの会社がブラック企業で仕事を辞めさせてもらえないということもあり得ます。

人手不足を理由にしたり、威圧してきたり酷い会社はたくさんあります。

 

そんな時には最近話題に上がっているサービス「退職代行サービス」というものを使ってみると良いでしょう。

退職代行サービスの退職成功率はほぼ100%となっており、あなたが会社に直接申し出なくても司法書士が代行して退職の手続きを進めてくれるという、ノーリスクなサービスです。

 

どうしようもないほど追い詰められて、会社から逃げたくても逃げられない時は是非使ってみてください。

オススメの退職代行サービス、退職代行SARABAはこちらから

 

まとめ

新人で感じる仕事の辛さというのは中堅社員とは別の「新卒ならでは」の悩みに起因するもの。

特に学生から社会人に環境が大きく変わっていくなかでうまく仕事が回らなかったりすると負担は余計増えていくところがあなたに与える大きな負担となる部分。

 

今回紹介した仕事術を使って乗り越えられる場合はぜひやってみてほしいですし、そういった次元の辛さじゃないという人は転職に踏み切るという決断も必要でしょう。

自分の人生ですから、周りに流されず自分の力で判断してみてはいかがでしょうか。

 

以上、「仕事が辛い新人時代の乗り切り方を徹底解説!新入社員が辛い時辞めたいのは甘え?」でした。

 

 

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