「もう精神的に疲れた…仕事のストレスのせいだから、辞めようかなぁ」
「でも精神的に疲れたって他人が聞いたら『甘えてる』と思われてしまわないかな…」
精神的に疲れた人は多いもの。
しかし今すぐ辞めるのはオススメできません。
何故ならあなたは精神的な不調を本質的に解決するのではなく、仕事を辞めることで対処しようとしているから。
もちろん仕事のストレスが原因ならば、仕事を辞めれば解決する可能性がありますが、そのままのあなたでは新しい仕事についてもまた同じような状態に陥ってしまう可能性があります。
まずはなぜあなたが精神的に疲れているのかを理解して、本質的な対策を取ることが先決。
この記事では精神的に疲れて退職したいあなたが、仕事を辞める前にすべきことをお伝えします。
【注目記事】 知らないと損する!?サラリーマンが知っておくべき転職の常識
精神的に疲れてしまう理由
精神的に疲れてしまう理由はいくつかありますので、原因と対処の仕方について書いていきます。
まずあなたがすべき事は精神的な疲れの原因を取り除くことが出来ないかを検討するところから。
人間関係
人間関係のストレスというのはサラリーマンとして働く上では回避できないものです。
何故なら、価値観や性格の違う人達が同じ環境で働いているから。
価値観や性格が違えば当然摩擦も起きますし、好き嫌いも出てくるもの。
そういった人間関係が悩みの種になってしまっているのはある意味仕方のないことです。
対処法としては、過度にその相手のことを気にするのを止めたりするという方法もありますが、部署異動や転職をするような抜本的な解決方法を取らない限りは難しいというのが現実でしょう。
結果に対するプレッシャー
私はこのパターンでダウンしてしまいました。
結果を出そうと必死になったり、結果が出せないと「申し訳ない」というような真面目な人は結果に対するプレッシャーを真に受けて精神的に疲れてしまうということがありがち。
このようなプレッシャーを感じて疲れている人は、一度気持ちを切り替える為に休んでみたり、上司に素直に相談してみるのが良いでしょう。
上司も鬼ではないので、限界を感じているというSOSを出すということだけでもあなたに対するプレッシャーが和らいだり、声をかけてもらえたりするので気が楽になるはずです。
あなたを追い詰めて潰れてしまっては上司も損害を受けるはずですから、臆せずにやってみてください。
過労(長時間労働・休めない)
このパターンの場合は身体も疲れているはず。
しかしこのような過労の状態になると精神的に疲れてしまうというのは事実です。
なぜなら睡眠不足や気晴らしをするだけの余力が残っておらず、頭の中が必然的に仕事でいっぱいになってしまうから。
そういう状態が長く続けば続くほど、あなたはネガティブな思考にハマっていき前向きなことが考えられなくなっていきます。
「過労」の定義は難しいですが、毎日12~13時間の労働をしてしまっている人は注意が必要です。
12時間労働=残業1日あたり4時間超ですから、残業80時間を超えるラインなのです。
私は当たり前のように12時間以上働いていた時期もありました。
あなたはどうですか?
精神的な疲れはうつにつながる
精神的な疲れというのは、前向きな思考をどんどんと奪っていきます。
「疲れた」→「嫌だ」→「やりたくない」「辞めたい」とどんどん悪い方向へ思考がシフトしていってしまうのです。
ネガティブな思考が続くと、気持ちだけではなく身体にも異常が出てくることもあります。
肩こり・倦怠感・頭痛・腹痛などの症状が思い当たる節もなく起こっていたらそれはストレスのせいかもしれません。
以下の記事に詳しく書いてありますので参考にしてください。
参考記事:ストレスの限界を迎えた時の症状はどんなもの?限界のサインに気付く方法
その状態をさらに放っておくと、「うつ病」という恐ろしい病気になってしまう可能性もあります。
そのような状態になる前に、また現実逃避的に「退職」を選ぶ前に出来ること、すべきことを以下に書いていきます。
退職する前にできること
仕事を辞めなくても、出来ることがあります。
まずはそこからトライしてみてはいかがでしょうか。
仕事を正当な方法で休む
精神的に疲れているときは「休職」するということも視野に入れてみましょう。
「休職」するには精神科・診療内科を受診し、あなたの今の状況を伝えてみてください。
おそらく「休職が必要」という判断をしてくれて、オフィシャルな文書としての「診断書」を出してくれるはずです。
そうすれば有給が残っている人は優先的に消化し、有給がなくなっても生活費の保障をしてくれるので安心して休むことができます。
【休職中の給与保障については以下のサイトを参照】
仕事を休んで空ける穴よりも、あなたの心と身体がおかしくなってしまうほうがよっぽど重要で早急に対処しなければいけない問題です。
優先度を間違えて、取返しのつかないことにならないように気を付けてください。
自分を見つめ直す
上記のような方法で時間を確保することができたら、まずは思いっきり休んでみてください。
仕事のことは全く何も考えないこと。
そうすれば、あなたのイライラや不安などの精神的な乱れは少しずつ収まっていくことでしょう。
実際に私も休職してしっかりと休みを取った時、休むことからスタートしています。
そして体調が戻り始めた時に、少しずつあなたの仕事は「誰」の為に「何」の為にやるのかを改めて考えてみましょう。
そうやって振り返ってみると、自分を犠牲にして働いてしまっていることもあり得ますから、しっかりと見つめなおして、自分のあるべき人生について改めて考えてみてはいかがでしょうか。
転職活動をする
しっかりと身体を休め、自分を見つめなおす機会を作れば、おのずとあなたの次に進む道は見えてくるはず。
おそらく精神的な疲れに悩んでいたのなら、「退職する」という結論は変わらないことでしょう。
しかししっかりと休養を取り、自分を見つめなおした後のあなたは「疲れて退職したい」という状況よりははるかに輝いていることでしょう。
そのような前向きなパワーに満ち溢れたあなたは、企業にとっても魅力的な人材に映るはずですから、このタイミングで転職活動をするのがベストと言えるのです。
焦らなくて良いので、まずは転職エージェントサービスに登録して、どんな求人があるのかくらいを軽く眺めるところからスタートしてみてください。
また休職したという事実は、転職エージェントにも選考先にも伝える必要はありません。
あなたがベストな状態に戻ろうと努力しているところを下手にマイナスに捉えられる必要はありませんよね。
あなたという価値をより高め、輝くダイヤモンドに磨き上げる為に、今の状態を脱出することに専念してみてはいかがでしょうか。
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↓転職に関する詳細な情報は以下記事をご参照ください。
【転職耳より情報】 知らないと損する!?サラリーマンが知っておくべき転職の常識
以上、「精神的に疲れて退職したい…それで仕事を辞めたいのは甘え?」でした。
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