職場の人間関係がめんどくさいと思ってしまうことってありますよね?
例えば、「上司が細かすぎて話もしたくない」「同僚に仲間外れにされているみたいで疎外感を感じる」など。
しかし視野を広くしてあなたと、あなたの同僚とあなたの上司がなぜ今そのような行動を取っているのか、これを俯瞰してみると、職場の人間関係の解決策は見えてくるはず。
この記事では、職場の人間関係に悩むあなたに、職場全体を見渡した時の縮図の解説と解決方法について書いていきます。
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職場の人間関係がめんどくさいと思う理由と解決策
職場の人間関係がめんどくさいのはなぜでしょうか。
それぞれの立場や目的、考え方に関してしっかりと理解を深めることができれば、人間関係の煩わしさを解消するヒントが見つかるかもしれません。
視野を広げてそれぞれの人達の立場や目的、行動について分析してみましょう。
上司がめんどくさい
上司とウマが合わないなぁ・・・業務内容を細かく確認されて指摘が多いし、時には指示この前言っていたことと違ったりするし、正直話もしたくない。でも話をしないと仕事にならない・・・
このようなことを思っている人は世の中に大勢います。
「上司」というポジションに立っている人は、なぜ細かかったり、指示が変わったりするのでしょうか。
結果の責任を負っており、必死にあなたに結果を出してもらおうとしている
上司は部下を率いて、会社から与えられた業務やプロジェクトの遂行、予算を達成するという結果を求められています。
そのためあなたが仕事をやらなかったりできなかったら、上司の責任になります。
だからこそ、あなたに結果を出してもらうために上司も必死に指示を出したり、細かくチェックをしているので、いじめようとしたり嫌がらせをするつもりではないんだということを理解してあげましょう。
なるほど、上司が細かい指示を出してくるのはこんな理由があるんだ、と知った上で「あ、上司も必死なんだな、仕方ないここは改善してあげよう」というくらいの上から目線な気持ちで指示や叱咤激励を受け止めるくらいの気持ちであれば、いちいちわずらわしさを感じたりすることはなくなるかもしれませんよ。
参考記事:細かい上司からのストレスはこう対処せよ!細かい指示を出す上司の心理とは?
上からの指示や会社の経営方針の変化に順応しているだけ
あなたの上司も会社という組織に所属しているので当然、会社の方針が変わったりやあなたの上司のさらに上の立場の人から今までの方針と別の指示を受けていることがあります。
あなたの上司の言っていることが今までと変わってきたら、「会社から新しい方針が発表されたのかな?」「部長から怒られたのかな?」などの可能性を考えてみてはいかがでしょうか。
そうすれば「上司も人間なんだな、大変だな。」と思えるようになりますし、まともに受け止めるよりも気が楽になるはず。
もっとも私が考える理想の上司は自分から今まで出してきた指示が変わったことを認め、なぜ指示を変える必要があるのかをはっきり伝えてくれる人だと思っています。
不満や理不尽さは、「理由」が見えないから発生することが多いので理由を明確に捉えることができれば自分なりの消化スピードが上がるもの。
もし仮に上司の指示が変わったのであれば、「〇〇さん、この前はこのようにおっしゃっていたと思うんですが、指示が変わったのは何か理由があるのでしょうか?」と聞いてあげるのも良いと思います。
同僚がめんどくさい
同僚との人間関係っていろいろと面倒な部分がありますよね。
「△△さんって仕事できなくない?」「××さんはこの前こんなこと言ってたらしいよ」という感じでしょうか。
結論から申し上げますと、同僚との人間関係は気にしないほうが間違いなく楽。
理由はあなたにとって同僚と仲良くしようとすることでプラスよりもマイナスに働くことのほうが多いからです。
同僚と仲良くすることであなたが仕事をする目的は達成できるか
学生の時代はクラスメートと仲良くするというのは当たり前ですが、社会人として会社に入った時に取るべき人間関係は質が全然違ってきますが、これはなぜでしょうか。
理由は同じ集団生活でも目的が明確に違っているから。
学生は「集団生活を営むこと」が目的で、周囲の人との協調性や社会性を学ぶ場。
社会人は「ビジネスを行うためにそれぞれが結果を出し続けていくこと」が目的。
つまり、会社に属して働く以上、結果というものが第一優先であり、協調性は目的ではないのです。
だからこそ、学生気分が抜けていない新卒の同期などでは、やたらと仲良しコミュニティが形成されたりするのですが、派閥や仲間を作ることは本質的に意味がない。
私は同期で遊びにいくというような企画に乗ったことがありません。
同期入社というコミュニティは「仕事」以外の共通項がないので話も仕事以外は合わないもので、それであれば趣味だったり考え方の合う仲間と会うほうが楽しいですよ。
同僚との距離感のポイント
上記にもありますが、与えられた仕事に対して結果を出し続けていくことが、会社で働く目的。
だからこそ同僚に何を言われようと、「気にせず仕事に打ち込む」これがポイントです。
はっきり言いますが、同僚から何を言われようと結果を出していれば会社から評価されますし、周りから余計なことを言われなくなります。
目的を達成できているのであれば会社も何も文句を言わないですし、結果を出しているあなたが間違いなく正義。
人間関係に悩んでいる人こそ仕事に打ち込むべきなのです。
職場の人間関係がめんどくさい人が改善が見込めない時にすべきこと
上記のように上司、同僚の人間関係は、まずなぜめんどくさいことが起きているかの背景を知ることが大切。
その上であなたの仕事の取組み方や上司への接し方を見直してみると変わるかもしれません。
ただし、あなたが職場に感じているイメージはなかなか変えられないもの。
職場に対して良いイメージを持てていないのであれば、転職を視野に入れても良いと思います。
転職活動をするきっかけは人それぞれですが、きっかけが人間関係という人はかなり多い。
2位に人間関係がランクインしています。
参考記事:仕事を辞めたい理由はどんなもの?仕事を辞める理由ランキングTOP3
環境を変えると、いままでのしがらみやマイナスイメージが消え、前向きに取り組めるようになります。
これから人間関係で悩みたくないという人は上記の取組みを新しい会社で試してみるのも良いでしょう。
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↓転職に関する詳細な情報は以下記事をご参照ください。
【転職耳より情報】 知らないと損する!?サラリーマンが知っておくべき転職の常識
まとめ
職場の人間関係に悩んでしまった時は、登場人物の気持ちになって全体を見渡してみましょう。
上司や同僚がなぜそういう振る舞いを会社でしているのかを理解することができます。
理解した上でしかるべき対応を取ってさえいれば、人間関係で悩む心配はありません。
ただし今までのイメージや環境があるので即効性は少ないかもしれません。
だからこそ人間関係に悩んだ時は「転職」も視野にいれて、新しい環境で新しいチャレンジをするということは有効な選択肢。
人間関係で悩んでしまった時は、まず行動してあなたの状況の改善を図っていきましょう。
以上「職場の人間関係がめんどくさい人に贈る!職場の人間関係のストレスの本質的解決法」でした。