サラリーマンとして毎日仕事をしていく上で、組織に属するので必ず「上司」という立場の人間は存在するもの。
あなたは自分の上司と上手くやっていけていますか?
上司との関係が上手くいかなければ当然毎日ストレスが溜まり、苦しい毎日を過ごすことになります。
だからこそ上司との関係は良好にしていきたいですし、うまくやっていく方法があればよいですよね。
今回は、ストレスのたまりやすい上司の特徴とその対応策についてお話したいと思います。
仕事でストレスを倍増させる最悪な上司の特徴
ここでは上司のタイプによって異なる最悪な上司の特徴を解説していきます。
指示があいまいで、言っていることがころころ変わる上司
指示があいまいでころころ変わる上司についていくのは大変ストレスが溜まるもの。
<あいまい上司とのやり取りの例>
上司:「〇〇君、この仕事こんな感じでやっといて!17時までね!」
あなた:「わかりました」
~17時~
あなた:「できました」
上司:「どれ、見せてみて。なるほど、だいたいあっているんだけど、こことここと、この部分にこんな感じの資料追加しといて。あとこの内容も追記しといて。」
あなた:「はい・・・(これつくるのにあと何時間かかると思ってるんだよ・・・)」
上記のように、指示があいまいで分かりにくいと、手戻りが多く発生します。
またそういう上司は時間に対しての感覚が薄いことも多く、この指示を出したらあなたが何時間残業しなければいけないかという気遣いをしてくれるわけではないため、あなたの残業が必然的に増え、疲弊してしまうということも。
こういった上司にあたるとストレスが溜まるもの。
「働き方改革」という言葉が叫ばれて数年経ちますが、いまだに昔の仕事の進め方を変えようとせず、残業を前提とした指示を出してくる上司も多いのが実態。
あなたの上司は「働き方改革」が出来ていますか?
やたらと細かい上司
これもストレスを感じやすいタイプの上司です。
仕事に対しての指示は1から10まで細かく出して、その結果も1から10まですべて聞いてきて、詳細のプロセスにまで口を出してきます。
なぜここまで細かく言われなきゃならないんだ?と疑問に思いませんか?
実はこのタイプの上司のことを「マイクロマネジメント型」の上司といいます。
マイクロマネジメントをする理由はあなたの仕事のやり方を「全く信頼していない」からで、1から10まで口を出し、あなたの行動を監視下に入れていないと安心できないというところが本質。
このタイプの上司にあたると、あなたが強烈な信頼を勝ち取るまではこの状態が続きます。
そもそも信頼されていない状態からのスタートなので、信頼を得るには相当なパワーが必要になり、うまくやらないと絶え間なく詰められ続けてしまうので、思考が停止していつの間にか上司の支配下に・・・
あなたの上司はどんなタイプですか?
上司からのストレスへの対応策
指示があいまいな上司への対応方法
指示があいまいな上司への対応は、結論から申し上げますと「徹底的に認識合わせをする」ことが一番。
指示を受けた段階で、自分がわからないことがあったらとにかく聞く、聞く、聞くというスタンスで最終的な成果がどんな状態であれば完成なのかというコミュニケーションが非常に重要なのです。
あいまいな言い方の指示を出してくる上司には、実は最終的な成果のイメージを既に頭の中に描いていることが多く、正解がはっきりしているものだったりします。
先回りをして最終的な成果のイメージを共有しておきましょう。
また、認識合わせをした成果のイメージを「メールで送っておく」とベター。
あとで違った指示が出たら、そのメールを見せて、別の指示が出るのをけん制しておくとよいでしょう。
こうすれば、手戻りによる残業も減りますし、上司からの信頼も得られます。
(指示をしたことをしっかり遂行してくれる部下って、ありがたいものですよね。)
マイクロマネジメント上司の対応方法
マイクロマネジメントをしてくる上司の対応方法はズバリ「聞かれる前に報告する」こと。
すべてあなたの行動を事前に伝えておけば、あなたの行動を上司は把握できるので安心します。
後手に回れば回るほど、ツッコミどころを増やしてしまいますし、行動をとる前に上司のアドバイスを受けておいたほうが仕事の結果にも良い影響が出ます。
社会人の基本とされている「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」というスキルは、あなたを守るためにあるととらえても過言ではありません。
報告しないで失敗したらあなたの責任、報告した上でアドバイスを受けた仕事を失敗した場合、あなたの上司の責任になります。
だからこそ、先手を打っておくことであなたは守られ、成功率も上がるので会社での居心地はよくなりますよ。
それでも対応できなかったら?
上記のような対応策が主体的に遂行できれば、おそらく上司との関係は良好になり、上司のストレスは少なくなっていくはず。
しかし、もしそれでも上司との関係がうまくいかないのであれば、おそらくあなたはその上司と相性が悪いということなのでしょう。
それであれば人間関係上の問題に変化し、なかなか抜け出すことはできないでしょう。
この場合の選択肢は2つ
- 異動を申し出る
- 上司と直接話をする
などの対処が必要ですが、そこまでの状況であれば、新しい環境を探すということも一つの手です。
仕事というのは環境によってガラリと変わるものです。
転職活動というと今の会社を辞める前提のように感じてしまい、「まだ辞めると決まっていないから」と尻込みしてしまうかもしれませんが、実はそうではないんです。
昔は「求人に対して応募する」というようなスタイルが多かったのですが、今は違います。
あなたの能力・経験を求める会社とあなたを繋ぐマッチングサービスと捉えたほうがわかりやすいです。
そしてそのサービスを「転職エージェント」といいます。
あなたにまだ転職する決心がついていなかったとしても、相手が求めていて、良い条件が提示されるのであれば、検討する余地はあると思うのです。
あくまで転職活動というのはあなたのチャンスを広げる活動と捉えて、積極的に取り組んでみると、今の環境より良い環境が見つかるかもしれませんよ。
転職エージェントについては以下の記事を参考にしてみてください。
<転職を考えたら読んでみてほしい記事はこちら>
↓ おすすめの転職エージェントを紹介した記事
↓ 筆者の転職活動の体験談
↓ 転職活動の基礎知識を知りたい方へ
まとめ
仕事でストレスを倍増させる最悪な上司の特徴は
-
指示があいまいな上司
- マイクロマネジメント上司
などのタイプがあります。
指示があいまいな上司には、徹底的に認識合わせをすることで手戻りを防ぎましょう。
マイクロマネジメント上司には、徹底的なホウレンソウで相手を安心させてしまいましょう。
それでもだめだった場合は、
- 異動を申し入れる
- 上司と話をして解決させる
- 転職活動をする
そうやって上司のストレスから抜け出し、気持ちよく仕事ができるようになりましょう!
以上、「仕事のストレス…原因は上司!?最悪な上司の特徴と対応策とは?」でした。
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