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こんにちは、まっつんです。

新卒から12年間、営業一筋で働いてきました。現在34歳(2020年9月時点)です。

<私の営業歴>
新卒から1部上場のIT企業に約10年勤務<東京>
入社8年目に売上全国1位を獲得。10年目でメンタルを壊し、退職。

建設会社に入り、地主向けの賃貸マンション営業を1年経験<静岡>

IT業界(中小企業)に業界出戻り転職(超ホワイト企業)<静岡> ←Now!

かなり体育会系でプレッシャーの強い会社で営業の基本を叩き込まれ、法人営業だけでなく個人営業、異業種転職、ホワイト企業での勤務歴など、かなり多彩なキャリアを歩んでいるタイプの人間だと思います。

入社して2年間は鳴かず飛ばず、3年目で一度達成できましたが、その後4~6年目は全く売れず
7年目で達成、8年目で最高成績を取ることが出来た経験もあります。

これらの経験から売れない時期の過ごし方や、転職に踏み切るタイミングや状況についてお話していきたいと思います。

結論:売れない原因が環境や適性にある場合は辞めてもOK

結論から申し上げると辞めても良い原因が「環境」や「適性」にある場合は転職を検討すべきです。

辞めても良い状況
  • 扱っている商品・サービスに問題がある
  • そもそもノルマがきつすぎて達成感が湧かない
  • 営業という仕事を楽しめていない

つまり、あなたの努力とは別の次元で問題がある時が転職を決断する時ということ。
あなたの価値観や気持ちの変化も場合によっては転職を決断すべき理由になり得ます。

1つずつ、見ていきましょう。

扱っている商品・サービスに問題がある

扱っている商品・サービスに問題がある場合は転職を判断すべきタイミングと言えます。

  • 商品が市場から評価されておらず、売れない時。(競合よりも質が悪い)
  • あなたがその商品やサービスを良いと思えていない時
  • あなたがその商品やサービスを売りたいと思えない時(顧客に勧められない)

企業は新陳代謝を繰り返し、市場の動きによって商品やサービスの陳腐化も起こるもの。
競合他社に比べて自社の製品が劣って見えるタイミングというのも長く営業をやっていればやってきます。

もちろん会社も黙ってはいないでしょうから商品やサービスの開発を重ね質を上げる動きをすると思います。
しかし売るあなた自身が会社や商品に対して不信感や不満を持ってしまうと売りたいと思えなくなり、結果的に売れなくなってしまうケースがあります。

そもそもノルマがきつ過ぎて達成感がない

営業は常に数字との戦いです。
そしてノルマをクリアすることで評価され、モチベーションを高めていくもの。

しかしノルマがきつすぎる仕事だと、売っても売っても評価されず「売れていない」と感じてしまいます。

例えば、目標を達成している人が全体の10%もいないような目標設定の場合はその設定自体が誤っている可能性があると疑ってみても良いかもしれません。

営業という仕事を楽しめていない

結論から言いますが、辛そうに仕事をしている人からあなたはモノやサービスを買いたいですか?
まず自分の仕事を楽しめなければ、売上を上げるのは難しいでしょう。

営業という仕事は向き不向きは少なからずあります。
会話が苦手な人、人と会うことにストレスを感じる人にとっては楽しめる仕事とは残念ながら言えません。

就職活動の中で「なんとなく営業かな」とか「人と話すの苦手だけど逆療法で鍛えられればいいな」くらいの軽い気持ちで営業を選んでしまった人が陥りやすい状況です。

仕事を楽しむことは、人生を楽しむということ。
それが出来ない仕事に固執する必要がありますか?

【もうひと頑張り】売れない原因があなたの営業方法にある場合

売れないという状況をもう少し深堀してみましょう。
上記の理由に当てはまらない人は営業活動の方法を少し振り返ってみてください。

営業が売れない本質的な原因は2つあります。

営業が売れない本質的な原因
  • 顧客のニーズを掴めない、満たせていない
  • 活動量の不足

これらの要因で売れないというのであれば、もうひと頑張りしてみませんか?
転職をするにしても「売れる」スキルを身に付けていった方が市場価値も上がり、評価されるようになりますからね。

それではこれらの課題の解決方法について少し触れておきます。

顧客のニーズを掴めない、満たせていない

お客様の話をよく聞けていますか?
顧客の情報を掴まずに「商品の説明」や「買って欲しいアピール」に夢中になってしまっていませんか?

私が12年営業をやってきて思う事なのですが、お客様の困りごとを聞き出しその解決方法を一緒に考え、願わくば自社の製品でその課題解決が出来ると良いくらいのスタンスの方が売れます。

逆に営業として「売るぞ!」という気持ちが強すぎてしまうとお客様の状況や心情を無視して売り込みに集中してしまいがち。

そうなってしまうとお客様は「不快」な気持ちになってあなたの話を聞きたくなくなります。
いわゆる「押し売り」というやつですね。

一度思い切って「売りたい」という気持ちを捨ててしまいましょう。

そしてお客様に興味を持って、いろいろな話をしてみてください
法人営業であれば、お客様のビジネスモデルについて話をしてみたり、個人向けの営業であれば年齢や出身地、家族構成などがテーマになりますね。

突然来た営業マンをいきなり信頼するのは無理な話。
少しずつ少しずつ関係を作っていけば、自然とお客さんも心を開いていろいろな話をしてくれるようになります。

その状態になって初めて自社の製品がお客様のニーズに合うかを聞き出せるようになり、そのニーズに対して商品を紹介する。

これが売れる時の王道パターンです。
(もちろん私も顧客の話を聞かずに売り込みをしてしまったという経験があります)

もしこのような営業スタイルが出来ていないという人がいれば、是非試してみてください。

活動量の不足

あなたの商品にもよりますが、全てのお客様があなたの商品を欲しているわけではありません
中には全く興味がない人もいます。

つまり営業として顧客の発掘をする場合、最終的には「確率論」の世界になってしまうもの。

確率を上げるためにターゲットを絞っても多少確率が上がる程度です。
アプローチをする顧客の絶対数が足りなければ、あなたの商品を欲しいと思ってくれる顧客に会える可能性は増えていきません。

顧客になる確率が3パーセントの商品の場合、100件しかアプローチしなければ3件しか顧客に出会えませんが、200件アプローチすれば6件の顧客に出会うことができます。

根性論のように聞こえるかもしれませんが、これは確率の話なので残念ながら事実
もしあなたが売れない理由に「行動量の不足」が考えられるのであれば、一旦気持ちを無にして活動量を1.5~2倍まで引き上げてみましょう。

きっと結果は変わってくるはずです。
売れるという手ごたえを掴むことが出来たら、あなたの仕事に対するモチベーションアップにつながり、充実した毎日を過ごすことができますよ

転職する際の会社の選び方

これまであなたが営業をしていても「売れないから辞めたい」という悩みに対しての転職に踏み切るべきかを判断する方法をお伝えしてきました。

結論「辞めて新しい会社で再スタートを切りたい」という気持ちが固まった方に、転職する会社の選び方に関して情報提供をさせて頂きます。

営業を続ける場合

営業を続ける場合は2つの選択肢があります。

営業→営業の転職の選択肢
  1. 同業界の営業へ転職
  2. 異業界の営業へ転職

1の場合は特に気にすることはありませんが、異業界への転職は少し注意が必要です。
それは「顧客属性」「営業スタイル」「商品タイプ」が変わることでこれまでの経験が活かせなくなる可能性があることです。

異業種同職種転職時の注意点
  • 「顧客の属性を変えない」(「法人営業」→「個人営業」のシフトは避ける)
  • 「営業スタイルを変えない」(「ルート営業」→「新規開拓営業」のシフトは避ける)
  • 「商品タイプを変えない」(「モノ売り」→「サービス売り」へのシフトは避ける)

もちろんあなたがチャレンジしたい仕事が上記の変化を伴うもので「それでもチャレンジしたい」と思えるのであれば、覚悟を決めて頑張るべきです。

ですがそこまで思い入れがない場合には避けた方が良い選択肢になります。

私の体験談ですが、法人営業→個人営業への変化はとてつもないものでした。
「理屈」が通用せず「感情」が先行する営業スタイルはそれなりの経験と営業スキルが必要だったのです。

いままでの経験がほとんど活かせず、絶望したことを覚えています。
(結果元の業界に再転職し、一度捨てた武器を拾い上げることはできましたが・・・)

その点に注意しつつ、下記「営業職に特化した転職エージェント」を利用してみることをおすすめします。

営業を見切る場合

営業を楽しめていないという人は、キャリアチェンジにチャレンジするという手もあります。

ただし当然年収が下がってしまったり、経験0からのスタートになってしまうので仕事を覚えるまでの苦労はすることでしょう。

ですがこれまでの経験を捨てて、新たな一歩を踏み出すタイミングとしては早ければ早いほどベスト

異業種転職をするなら、選択肢の多い大手エージェントを利用すると良いでしょう。

またエンジニアへの転職をするなら、プログラミングスクール付きの転職支援サービスもあります。年収を下げずにエンジニア転職をしたい人にはおすすめです。

キャリアチェンジを考える上でおすすめのサービス

① エンジニア転職ならプログラミングスクール付きのテックキャンプエンジニア転職

② 豊富な求人情報から未経験キャリアチェンジ求人を探せるリクルートエージェント

まとめ

まとめ

売れないという悩みを抱える営業パーソンは多いです。
その悩みは努力で解決できるものもあれば、できないものもあります。

この記事でご説明した方法で転職に踏み切るべきかをしっかり判断し、あなたにとってベストな選択肢を選んでみてください。

仕事で悩んでばかりいるのは勿体ないですよね。

以上、「売れない営業は辛い…あなたの成績が悪い時に転職すべきかを判断する方法」でした。

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