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こんにちは、まっつんです。

今回は営業2年目のあなたにフォーカスを当てて、「営業を辞めたい」という悩みの答えをお伝えしていきたいと思います。

営業を始めて2年目、右も左もわからなかったあなたは1年間の仕事を経験して少しずつ成長の狼煙が上がり始めているころなのではないでしょうか。
もしくは少しずつ成果を出し始めた同期のメンバーとの差に焦りを感じてしまっているかもしれません。

1年経験したからといってまだまだ経験が少ない状況。
新人の頃はお客さん扱いで優しかった先輩や上司も新人が入ってくるとともに独り立ちを求められる場面が多くなります。

そんな中で細かいミスをしてしまったり、上司からいろいろ言われたり苦しい局面が多いのも2年目の特徴。
「もう辞めてしまいたい」と思うこともあるのではないでしょうか。

「2年目で営業を辞めたいと思う人はどのくらいいるのだろう。」
「まだ2年目だけど、辞めてしまって次の仕事では上手くやっていけるのかな?」

色々な葛藤を抱えているであろうあなたがこの記事を読むことで以下の問題解決のヒントを掴むことができます。

この記事で学べること
  • 2年目で営業を辞めたいと思う人はどれくらいいる?
  • 2年目のあなたが営業を辞めるデメリット
  • 2年目でも会社を辞めて良いと言わざるを得ない環境とは?

私は12年の営業経験があります。当然2年目のころは「もう辞めてしまいたい」と思ったことは数知れず。しかし上司に恵まれなんとか頑張った結果、1部上場のIT企業で8年目に売上全国1位を取った経験があります。

特に若いころは「環境」がとても重要で環境があなたの成長力を変えると言っても過言ではありません。どんな環境を探したら良いのかも含めて参考になる情報が提供できるはずです。

それでは始めていきます。

2年目で営業を辞めたいと思わない人はほとんどいない

結論から言えば、2年目の営業パーソンのほとんどが「辞めたい」と思ったことはあるでしょう。
なぜなら「お客さん」だった新人時代から急に「戦力」としての活躍を求められ、プレッシャーが激増するから。

おまけに会社によっては1つ下の世代の新人が入社。
下の世代が「優秀そう」な空気を出していたりすると余計に焦りを感じてしまうもの。

ここでは辞めたいと思ってしまう原因となる悩みを3つほど取り上げてみましょう。

結果を出している同期と自分を比べる

複数人の同期がいる中でそれぞれが営業活動をしていれば、売れる人もいればなかなか結果が出ない人もいます。

その結果が実力なのか運がよかったのかはわかりませんが、もし結果を出している同期と比べて、自分が劣って見えると、「自分は向いていない」「辞めたい」という感情が生まれてきてしまうことが多いもの。

しかし2年目の成績の良し悪しは、正直実力であるとは言い切れません。
担当した顧客の質やタイミングなど商売の成否を左右する要素が偏ってしまった可能性もあります。

もしこのような理由で「辞めたい」という感情を持ってしまったとしても「みんな感じていることだ」と割り切って、毎日の仕事に一生懸命取り組む方が長期的に見ても精神的に見てもプラスに働くはず。

同期との差や成績は3~5年目までは気にしなくて良いでしょう。

ミスや間違いを犯してしまう確率が高い

あなたの営業としての経験はまだ2年にも満たない状況です。
2年の経験というのは言い方は悪いですが、正直大した経験をしていないと言っても過言ではありません。

  • 大口取引の経験
  • 絶対に落とせない顧客への高いプレッシャーの中での提案
  • クレーム時の対応方法のバリエーション
  • 経営層との商談経験
  • 条件で折り合いがつかない時の折衝経験

このような経験は営業の難易度の高い業務内容の一例です。
これらの業務を遂行し、ビジネスを成功に導く為には実戦での経験値が必要なのは言うまでもありません。

例え2年目であったとしてもこのような難易度の高い業務に遭遇する可能性はゼロではありません。
経験不足によるミスや間違いを犯してしまう可能性も大いにあります。

大きなミスを犯してしまうとあなたはかなり落ち込むはずです。
上司から「お前のせいじゃないよ」とフォローを入れてもらっていたとしても受けるショックは甚大。

取返しのつかないことをやってしまったような気持ちになっているのかもしれません。
しかし、大丈夫です。

今あなたが悩んでいる内容よりももっと深く・厳しい問題はこれからも発生します
いちいち落ち込んでいるだけ損だと思うくらいの気持ちで切り替えていくしか方法はないのです。

もしあなたがこのような悩みで「辞めたい」と思っているのなら、それは辞めるべき理由には該当しません。
辞めるべき状況は後ほど説明しますので、もう少し読み進めてみてください。

2年目のあなたが営業を辞めるデメリット

2年目の段階で「辞める」という判断は極力しない方が良いです。
なぜなら以下のようなデメリットがあるから。

そこを理解した上で今後のキャリア戦略を組んでいくと良いでしょう。

【営業を辞める=退職】異動を認めてくれる可能性は低い

上述したように、あなたはまだまだ経験が足りていない状況です。
会社もそれをわかっていますから経験を積ませるということに注力していると言っても過言ではないでしょう。

そんな状況で「営業が辛い」「辞めたい」という相談を上司や人事部にしたとしてもあなたに異動先が用意されることは稀でしょう。
なぜなら経験を積む過程で逃げだすような人は他の部門でも通用するとは思えないからです。

だから辞めるという選択肢を決めた場合は「転職」せざるを得ないということ。
もしあなたが優良企業に努めていたとしたらその環境を捨てざるを得ないということになります。

そこを理解した上でキャリアを考えるようにしましょう。

もちろん性格や性質の面で苦しんでいる人もいると思います。
例えば「人と接するのが想像以上にストレスを感じてしまう」など。

このような場合は転職を考えても良いことがあります。
詳しくは以下の参考記事に書いてありますので、該当する方はご一読ください。

【ほぼ新人】経験不足のため、転職活動で営業経験がアピールできない

上述したように、営業の経験が不足しているあなたは残念ながら転職活動で「営業を経験した」という事実がアピール材料にはなりにくい状況。

辞めるという判断をする場合は「第二新卒」というキャリアになりますから、基本的に給料のアップなど条件が好転する可能性は低いと考えた方が良いでしょう。

2年目での転職は「長期的なキャリアを考えて一旦リセットする」という形が正解なのです。

【営業2年目の転職】「成長できる」かどうかで判断しよう

これまで2年目ではまだまだ経験不足だということを主張してきましたが、もしあなたが以下のような労働環境に置かれている場合は、積極的に転職を検討しても良いと考えます。

なぜならこれらの環境は「あなたの成長」にとって害があるから。

正しい環境で経験を積むことがあなたの成長に繋がると思いますし、良い上司に恵まれ能力を引き上げてもらうこともあなたが営業として成長する上で必要なこと。

それが見込めない環境であれば、転職も検討の余地があるということです。

教育が不十分で放置プレイ

私も1年目の上司はそうだったのですが、「放置」されていましたね。
具体的な指示も特になく「とりあえず外回ってきな」という漠然とした指示のもと、なんとなくフラフラと仕事をしていたのを覚えています。

結果特になんの成果も残せずに他の回りの同期と差がついていきました
めちゃくちゃ焦りましたね。

私の場合2年目の組織変更で熱血上司に当たる事が出来たため、そこからV字回復で成長することができましたが、もしあなたの上司が放置するタイプの上司だった場合は異動まで待つか、転職を検討すべきでしょう。

結果ばかり求められる

ノルマが厳しく具体的なプロセスに指示もなく、ただ「自分で考えてなんとかしろ」というような指導方針の会社も存在します。
放置ではないまでも、プレッシャーを原動力にして社員を働かせようとするスタンスの会社です。

このような会社で頑張っても成長のスピードは異様に遅くなり、遠回りも多数発生します。
そして得てしてサービス残業が横行していたりする場合が多いのも特徴。

営業は体育会系の仕事と思われがちですが、実は「学問」的な要素もあるというのが私の見解です。
相手を納得させるロジックや交渉術などは経験以外で学ぶところも多いもの。

それらの指導もせずに結果ばかり求めている会社の環境は良いとは言えません。
あなたが成長できるより良い環境で仕事をすることを目的に転職活動を始めてみても良いでしょう。

転職した方が良いと感じたら

2年目のあなたがいる今の会社の環境を鑑みて、成長できる環境なのかという観点で「不安」を感じたら、一度転職を検討してみると良いでしょう。

転職を考えたら、まずは転職サイトやエージェントに登録すると良いでしょう。
こちらの記事に「転職サービス」の選び方を詳しく載せていますので、参考にしてみてください。

また2年目のあなたは「第二新卒」というカテゴリで転職活動を進める必要があります。
第二新卒向けの転職サービスが使いやすいと思いますので、そちらもリンクを載せておきますね。

第二新卒転職でおすすめのサービス

①内定率80%を超える実力派エージェント第二新卒向けエージェント【ハタラクティブ】

②関東・関西地方の転職に強い第二新卒向けエージェント【マイナビジョブ20’s】

まとめ

営業2年目のあなたが「辞めたい」という感情を持つ背景には様々な状況が存在します。
そんな状況の中で辞めるべきかの判断軸は「あなたの成長にとって効果的な環境かどうか」です。

これからキャリアを積み上げていくあなたにとって、成長できる環境というのが何よりの宝です。

辞めたいという感情に対して、いろいろな気持ちを感じることでしょう。
「甘えている」のではないかという葛藤も多いのではないでしょうか。

だからこそシンプルに「自分が成長できるか」という軸で物事を考えることが大切。
成長できない環境では努力が水の泡になってしまうことだってありますからね。

この判断を正しく行ってあなたにとってベストなキャリアプランを実現できることを祈念いたします。
以上「【営業辞めたい】2年目のあなたが転職活動を始めるべきか判断する方法」でした。

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