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こんにちは、まっつんです。
今回はルート営業を辞めたいと思った時の対処法をお伝えしていきます。

ルート営業は楽な仕事と思われがちですが、実はかなり苦労が多い仕事です。
取引が長い顧客を担当すると自分よりお客様の方が自社の事情をよく知っていて、対応に苦慮することもあります。

若い時にそのような顧客に当たってしまうと「舐められてしまう」こともしばしば。
既存の顧客との取引は簡単には切ることができず、苦手なタイプが担当だったとしても関係を繋げなければなりません。

このような悩みの多いルート営業、私も悩んだ経験があります。
12年間の営業生活のうち多くは新規開拓ではあったものの、先輩が退職した時の「引き継ぎ」でルート的な顧客対応を経験しました。

既存の顧客の難しさを知っており、ルート営業以外の仕事への対応経験もある私が今回は「ルート営業の辛さ」と辞める時のセカンドキャリアをどう考えていくべきかについてお伝えしていきます。

この記事では以下の内容が学べます。

この記事で学べる事
  • 他のルート営業を行っている人がどんなことで悩んでいるのかを知ることができる
  • 営業パーソンとして培ったスキルを活用し、どんな職種に転職できるかを知ることができる
  • 転職を決断した際におすすめの転職支援サービスの情報を入手することができる。

それでは早速内容に入っていきます。

【辞めるべき?】みんなが悩むルート営業の辛さ

まず、ルート営業の辛さで辞めるということが「正しい判断なのか?」という疑問に対して回答します。
結論から言えばルート営業が辛くて辞めるということは妥当な判断と言えます

なぜなら以下のような不満が出やすく、転職によりその状況を改善することができる可能性があるから。
1つずつチェックしていきましょう。

取引の継続がミッションとなっており、ミスが許されない

まず顧客との関係作りについての難しさです。
冒頭にもお伝えしましたが取引の長い会社の場合、相手の方が自社を理解しておりモノが言えなくなるケースがあります。

とにかく「取引を維持する」ということがミッションとなりやすいため、相手になにか問題があったとしても正論をぶつけることが難しかったりします。

つまり相手に胡麻をすらなければならなくなり、顧客と対等な関係が保てないくなる可能性があるということ。
これは相手の言いなりになりやすく、苦汁を舐めることになりがち。

これはストレスになりやすく、精神的に消耗してしまう大きな原因。
もしこのような状況が「辛い」と感じているのなら、健全な取引の出来る仕事を探すのも1つの手だと思いませんか?

取引の拡大が難しい

取引が成熟してくると、なかなか新しい商談のきっかけが掴みづらくなってくることがあります。
自社の商品やサービスではこれ以上の課題解決が難しく、維持か減少とならざるを得ないことも。

しかしノルマを持った営業パーソンにとって、既存の取引を続けるだけでは会社からの評価は上がりません
とは言えその既存の取引に対して業務的な負荷は同じようにかかってくる為、取引の拡大を考える余力すら奪っていきます。

評価されない仕事をずっと続けることはかなり苦しいこと
ルート営業の場合、顧客が選べないので「運」で出世の行く末が決まってしまう可能性もあります。

このような状況にあなたが置かれてしまっているのなら、転職を検討しても良いと言えます。

労働環境が厳しい会社も多い

ルート営業=数多くの顧客を飛び回らなければならないケースが多いです。
遠方の顧客を担当している為、出張ばかりになってしまっているなんてことも。

さらに訪問件数が多ければそれだけ時間が取られていくため、見積書・契約書の作成などの事務作業は否応なしに定時後に振り分けられてしまいがちで、残業が多くなり疲弊してしまう人もいます。

出張・残業で体力的に辛いという悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
また上述したように「評価されにくい仕事」になってしまっている為、給料がずっと上がらず停滞。

場合によっては残業代がなく、みなし残業になっているケースもあります。
働けばその分給料がもらえるのならまだしも、長時間働いても給料が変わらないのです。

結婚や子育てなど、ライフスタイルが変わっていく中で昇給がないのは辛いこと。
「もっと稼ぎたい」と思っている人も多いです。

このように労働環境を改善するという目的で転職を検討する人が多いのが、このルート営業の特徴。
多くの人が転職理由に選ぶ「待遇改善」が目的であれば、転職理由としては妥当と言えます。

ルート営業からどんな仕事に転職すべき?

それではルート営業の経験を活かしてどのような仕事に転職できるのかを解説します。
営業職の経験自体はとても貴重な為、武器として転職活動に活用していきましょう。

【チャレンジ】新規開拓営業

ルート営業とは真逆の業務になりますが「新規開拓営業」はルート営業の課題を解消できます

  • 顧客の選定は自己の判断で行える(合わない顧客とは付き合わなくて良い)
  • 新規取引の為、自社のことを知ってもらうところからスタート(先入観がなく、自社の良さを訴求しやすい)
  • 新たな課題に対して提案を続ける為、数字の上昇幅が大きい
  • インセンティブが設定されているケースも多く、頑張りが給与に反映されやすい

これらのメリットがありますので、営業経験がある方は新規開拓にチャレンジしてみるのも良いでしょう。
とは言えもちろん「新規取引」の辛さというものもあります。

  • 飛び込み営業やテレアポの期間が一定期間必要。
  • 断られてしまうこともしばしばある
  • 提案力がないと採用されない(御用聞きは×)

しかし常に新しいチャレンジを求められる仕事なのでルート営業に嫌気が差している人は挑戦してみてください。きっと刺激的な毎日を過ごせるようになりますよ。

【給料アップ】インセンティブorキャリアアップ転職

キャリアアップ転職やインセンティブの充実した会社への転職で給料アップが期待できます。
給料が上がるということは、当然結果を出せるという大きな期待がかけられての入社となります

即戦力で活躍できるように営業スキルを棚卸しし、あなたの経験が活かせる業界を選んで転職を検討していきましょう。

またインセンティブの転職も同様、結果=報酬に繋がる仕事となります。
給料の上がり幅という面では夢がありますが、売れなかった時に報酬がもらえない可能性があるので要注意です。

個人的には、未達でももらえる最低額の報酬レベルでも生活できるように日々の支出をコントロールしておくことが大切だと考えます。
仕事で生活まで狂ってしまっては意味がないですからね。

営業パーソンの転職におすすめの転職支援サービス
→あなたの状況別のおすすめ転職支援サービスの記事はこちら

【環境改善】ホワイト企業を目指す

あなたが労働環境に悩んでいるのならホワイト企業への転職ができないか検討してみましょう。
ホワイト企業は確実に存在します。

有名企業・大手企業で福利厚生がしっかりした会社はもちろんですがそれだけではありません。
私の今いる会社もそうですが「継続的に儲けが出せる仕組み」が整った会社を探すことが大切です。

具体的には「売り切り」ではなく「継続取引」が出来るビジネスモデルの会社が該当します。
今でいえばサブスクリプションの契約や、長期前提の契約が出来ている会社を探すと良いでしょう。

ホワイト企業の探し方は求人票にある「残業少なめ」という表記だけではありません。
ビジネスモデルに着目して転職活動を始めてみる新しい気づきが生まれるはずです。

まとめ

まとめ

ルート営業という仕事はそのイメージとは裏腹に難しい仕事と言えます。

  • 既存顧客との関係作りが難しい
  • お客様が選べない
  • 取引の拡大が難しい
  • 出張が多い場合がある
  • 残業が多い場合がある

これらの状況を踏まえてルート営業から新しいキャリアを狙うというのは決して間違った選択ではありません。
ルート営業から新しい営業スタイルにチャレンジするには以下のような選択肢があります。

  • 【チャレンジ】新規開拓営業への転職
  • 【給料アップ】キャリアアップ転職
  • 【給料アップ】インセンティブ型営業への転職

また環境を改める為にホワイト企業への転職を狙うのも良いでしょう。

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転職という選択は以前よりも社会に浸透し始め、終身雇用/年功序列が崩壊した今1つの会社に留まっていることが逆にリスクになっていると言っても過言ではありません。
より良い環境を求め、ジョブホッピングしていく意識も重要なのではないでしょうか。

以上、「【失敗しない転職】ルート営業を辞めたい!次に選ぶべき仕事はコレ!」でした。
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