朝起きると急に「仕事にいきたくない」という気持ちでいっぱいになる、謎の抵抗を感じたことはありませんか?
これは自分の意志ではなく、あなたの精神や身体が拒絶している可能性があります。
日本人はとても真面目な人種なので、「会社を休む」ということに異常なほどの罪悪感を感じてしまうもの。
仕事を休むことは出来るだけしたくないはずなのに、それでも行きたくないという感情が溢れてしまっているのなら、それはあなたがストレスの限界を迎えようとしている証拠。
放っておくと取返しのつかないことになる可能性もありますから、対策を打たなければなりません。
この記事では、仕事にいきたくないと思ってしまう原因と対処法をお伝えしていきます。
仕事に行きたくないと思ってしまう原因
理由はわからないけど、仕事にいきたくないということはあると思います。
しかしわからないだけで「理由・原因」は必ず存在するもの。
毎日行きたくないという気持ちを我慢しながら会社に行っても辛く、ストレスは溜まる一方です。
あなたが意識していなくても、深層心理的に「会社にいくと嫌なことが起きる」という恐怖に常におびえている状況と言っても過言ではありません。
無意識のうちに見えない恐怖と闘うというのは相当なストレスになりますから、まずは言い聞かせて我慢させていると思われる「恐怖」「不安」は何なのかを明確にする必要があります。
いくつか仕事における「恐怖」につながる要因を挙げてみますので、以下の理由の中で当てはまる要素はないか、改めて考えてみてください。
あなたが感じているストレスはおそらく水面下で蓄積してしまったものであり、取り除いてあげないとうつ病や自律神経失調症などの発展する可能性のあるもの。
甘えとか逃げとかそういった次元ではありませんので、我慢せずまずは向き合ってみましょう。
人間関係に悩みがある
人間関係と言ってもいろいろありますよね。
上司だったり、同僚だったり、部下だったり、経営者だったり。
例えば、上司からのパワハラがやんわりと起こっていて、拒絶するほどではないものの「なんかこの上司、私に合わないなぁ」っという違和感を感じているとしたらどうでしょう。
とんでもなく嫌というわけではないので大きな問題としては認識していないとしたら仕事を休む理由として該当しないように見えますが、ストレスは積みあがっていくもの。
他には、「部下に信頼されているかわからない」や「経営者のやり方が気に食わない」「同僚の派閥のやり取りに嫌気が差している」など小さいけれども不安や怒りを沸かせてしまうようなことがもしあれば、それが原因である可能性もあります。
プレッシャーに耐えられない
私は営業職だったので、毎月の目標に対して達成できる月もあれば未達の月もありました。
未達だったとしても先々に達成できる目処があればなんとか希望を持って取り組むことはできますが、先が全く見えずに未達の状況が続いてしまうと、他の人に迷惑をかけているという罪悪感に心を痛めることがしばしばありました。
上司から叱咤されているわけでもなくむしろ苦しい状況を理解してもらっていても、本人としては焦る気持ちが心の奥底に常にある状態なのでストレスを無意識のうちに感じているわけです。
こういったストレスを我慢し続けてしまうといつの間にか限界近くまでストレスは溜まってしまうことがあり得るのです。
疲れが溜まっている
徹夜をしているわけではなく、しかし毎日遅くまで仕事をしているというようなことはありませんか?
毎日睡眠を取っているとは言え蓄積した疲労があなたの心と身体を疲弊させてしまっている可能性があります。
そういう働き方をしていると、あなたの頭の中は80%くらい仕事のことを思い浮かべてしまっているかもしれません。
つまり人生を楽しむ余裕を持てていないということ。
体力だけではなく、気力の面の疲労についてもしっかりとケアをしてあげる必要があるのです。
仕事に行きたくないと思ってしまった時の対処法
仕事に行きたくないという感情があなたの足枷になっているのなら、その足枷はさっさと取り払ってあげる必要があります。
原因を明確にする
今までいくつか具体的な例を挙げてきましたが、あなたの見えないストレスが何から発生しているのかを明確にする事から始めましょう。
人間関係なのか、プレッシャーなのか、過労なのか、その他の原因があるのか?
些細な事でも良いので今まで起こった出来事や良かったこと、辛かったことを一度紙に書き起こしてみると良いでしょう。
解決策を検討する
原因が見えてきたらその原因をどうやったら排除できるのかを考えましょう。
人間関係が原因なのであれば、気の合わない人と距離を取ったり異動を申し出てみたり。
プレッシャーが原因なのであれば、業績不振をどうやったら解消できるのか、長期スパンでの改善計画を立ててみるのも良いでしょう。
過労が原因なのであれば、一度まとまった休みを取らせてもらえないか相談してみるとか。
これらの解決策に対してまずは現実的かどうかは別として、手段を考えてみると今後やるべきことが見えてくるでしょう。
簡単に解決できないのであれば、「仕事を変える」のもあり
解決策を考えることができたら、今度はその解決策が「現実的か」という軸で考えてみましょう。
改善することが出来れば御の字ですが、正直厳しいという感覚に陥ることが大半と思われます。
なぜなら簡単に改善できるのであれば、ここまでの状況に追い詰められるということはないはずだから。
職場には多くの人がいて、長い年月で積み上げられた歴史から出来上がった暗黙のルールが存在するもの。
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【転職耳より情報】 知らないと損する!?サラリーマンが知っておくべき転職の常識
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以上、「仕事に行きたくないけれど理由がわからないのは何故?休んでしまうのは甘え?」でした。
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