仕事を辞めたい病…これは新入社員でも中堅社員でもベテランでもなんらかのきっかけでなってしまうことがあります。
しかし新入社員の立場では、仕事辞めたい病にかかってしまっても簡単に辞める決心をつけることは難しいでしょう。
なぜなら長期にわたる就職活動を乗り切って、晴れて社会人としてデビューしたばかりなのに早々に辞めてしまうということは親に心配をかけてしまったり、今後あなたが社会で生き残っていけるのかという猛烈な不安に襲われてしまうから。
特に不安なことは「新入社員で会社を辞めたら、自分はどうなってしまうのか?」という今後についてが大きいもの。
この記事では社会人デビューしたてのあなたが仕事に対するモチベーションを失ってしまった時の対策と心構えについて書いていきたいと思います。
【注目記事】 知らないと損する!?サラリーマンが知っておくべき転職の常識
仕事辞めたい病に新人がかかってしまう理由
仕事辞めたい病とは?
仕事辞めたい病とは、仕事を辞めたいと思うことで頭の中がいっぱいになって前向きな思考を失ってしまっている状況のことを言います。
仕事辞めたい病にかかってしまうと気持ちがどんどん後ろ向きになっていってしまうので、対策が必要。
仕事辞めたい病の詳細については以下の記事にも書いていますので参考にしてください。
参考:仕事辞めたい病を克服したい…辞めたい病を前向き思考に切り替える3つのポイント
新入社員の場合は社会経験がないので、揉まれなければ成長できない場面であることもありますし、見切りをつけたほうがいい場合もあります。
あくまで参考ではありますが、辞めたい病になってしまう理由を分析していきます。
あなたが辞めたいと思っている理由によって進むべき道は違ってきますから、よく考えて検討して頂くことをオススメします。
これが答えではありませんので最終的な判断は自分自身で行ってほしいのですが、新入社員の皆さんの人生設計の一つの参考になれば幸いです。
※よくある5月病というような季節性のある辞めたい病は割愛させて頂きます。
理由① 仕事の能力が足りないと感じ、落ち込んでしまう
これは学生時代に優等生で大きな苦労をせずに就職活動も乗り切ってしまった人によくありがちな理由です。
学生と社会人では根本的なスタンスに違いがあります。
学生時代はたいてい「正解のあるもの」の答えを探すということが求められていたと思いますが、社会人になるとすべての行動に答えがなく、さまざまな状況を鑑みて判断を下すことが必要になってきます。
そのため、答えのないものを見つける作業に対して違和感があったり経験が足りていないため学生時代に持っていた「自信」がどんどん失われていってしまいます。
なぜなら答えを出せていた人が答えを出せなくなってしまうから。
社会人として働いていけばごくごく当たり前のことなのですが、学生から社会人という新しいステージに上がったばかりの新入社員にとってはかなりの衝撃になってしまうのです。
別に仕事ができないというわけではないのに、こういった経験をしてしまうと「自分は能力がない、何も通用しない」と思って落ち込んでしまい、仕事辞めたい病につながってしまうというわけです。
しかしあきらめるのはまだまだ早い、なぜならどんな先輩も同じ経験をしてきているから。
あなた一人が出来ていないのではなく、たいていの人は出来ていませんでした。
私も新入社員の時はものすごく苦労したのを覚えています。
ここを乗り切ればようやく一人前の社会人になるためのスタートラインに立てると考えてもらえれば良いと思います。
頑張ってください!
理由② 学生感覚で仕事をしていることを叱られる
社会人になったばかりの4月、5月あたりは特にそうですが学生気分が抜けていないことがあります。
例えば以下のようなことです。
- 時間や締め切りを守れない
- 簡単に落ち込んで、諦めてしまう
- 頭で考えるが、行動しない
- 楽なほうに逃げて、チャレンジ精神に欠けている
- 相手のことを気にかけないで自分を中心に考えてしまう
こういったことが原因で叱られてしまうこともあると思いますが、ある意味仕方ないことだと思います。
なぜなら今までそんな環境で過ごしたことがないから。
社会には社会のルールがありますから、そこに適合していく必要がありますよね。
多少は怒られたりするかもしれませんが、しっかりと反省して次に生かして少しずつ修正していけばよいのです。
(もちろん態度を改めなかったり、スタンスをずっと変えられなければ問題ですが…)
こういったことで仕事を辞めたいと思ってしまったのであれば、それは乗り越えなければならない壁だということを認識しておきましょう。
ここが踏ん張りどころだと信じて頑張ってみれば、意識さえしていれば時間が解決してくれるものです。
そういった問題に対して前向きに立ち向かっていくことで上司や先輩、同僚と人間関係を築いていくことも可能になりますし、少しずつ適合できるようになっていくものなのです。
理由③ 想像していた仕事とのギャップがあり、将来的にも希望が持てない
想像していた仕事と違うと感じることは多いにあると思います。なぜなら採用活動で人事担当者が見せている仕事の内容はあくまで表面的な部分であって、華やかなものばかりピックアップされているもの。
仕事の本質は現場に入って初めてわかるものですから、泥臭い作業やつまらない仕事も含めてあなたが選んだ仕事なのです。
だからここもしっかり耐える必要があります。
しかし耐えるのは、将来的にやりたかった仕事が実現できる場合に限ります。
もし将来的に自分のやりたいことに近づけないということであれば、転職も検討する価値があります。
何とか耐えられる仕事であれば、働きながら転職活動を進めて、タイミングと時期はよく考えながら進めることをオススメします。
もし労働環境が劣悪で身体も心も耐えられないという場合であれば退職してから改めて転職活動をするという選択肢もありでしょう。
辞めたくて身体を壊したり、病気になってしまうことも大いにあり得る話ですから、我慢し過ぎる必要もないのです。
新入社員が仕事を辞めるとその後どうなるか
結論から言ってしまうと、新入社員で仕事を辞めてしまったとしてもその後はすべてあなた次第。
こればっかりは誰も答えを持っていない、あなたが歩んでいく道なのです。
サラリーマンをあきらめて起業するような強者もいれば、一旦生活するための仕事について、虎視眈々とキャリアアップする人もいます。
第2新卒での転職活動をして改めて志望企業にチャレンジする人もいます。
第2新卒で転職をする場合は、「転職エージェントサービス」を活用することをオススメします。
なぜなら厳しい言い方をすれば、早い段階でギブアップしてしまった人というレッテルを貼られているから。
そのため転職活動をあなた一人で進めていってしまうと企業側にあなたのキャリアを低く見られてしまう可能性があります。
転職エージェントがいれば、あなたを守る盾となってくれるパートナーを作ることができる上に、面接対策や履歴書の書き方、学生時代の経験をどうアピールしていったらよいかを一緒に考えてくれます。
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大切なことは、仕事を辞めてしまったという負い目を引きずって今後の人生を生きていくのではなく、これからどう生き抜いていくかをあなた自身がしっかり考え行動していくということ。
仕事辞めたい病にかかってしまったと思ったら、もう一度立ち止まってあなたにとってベストな選択肢は何なのかをしっかりと考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
新入社員でも仕事を辞めたいと思ってしまうことはあり得ます。
しかしながら、新入社員という立場はまだまだ社会の中で見たら赤ん坊のような存在。
しっかりと成長するための環境があるなら、そこでしっかりと生きていくことが大切です。
とは言え、もし今の環境があなたにとってプラスにならないブラック企業だったり、将来に希望の持てない会社なのであれば、転職活動をしてみるのも間違った選択ではありません。
赤ん坊と違うのは、あなたが自分の足で立って、自分の意思で進んでいけるということ。
あなた自身があなたの人生をどう生き抜いていくかを逃げるのではなく、しっかりと向き合って決めていくことができれば、結果的に幸せな人生が待っているはず。
これからのあなたの成長に期待しています。
めげずに頑張っていきましょうね。
以上、「仕事辞めたい病は新人でもかかる?新入社員が会社を辞めるとその後どうなる?」でした。
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