「サラリーマンを続けるとつまらない人間になってしまう」という話はよくある話です。
この話は本当なのでしょうか?
結論から言えば「半分正解、半分嘘」です。
働く環境や本人の目的によって会社はがらりと色を変えていく存在なのです。
それでは何が正解で何が嘘なのでしょうか。
どのように働いているとつまらない人間になってしまうのか。
あなたがもしサラリーマンをしていてつまらない人間になってしまったと感じているのなら、どうやったらその状況が打破できるようになるのでしょうか。
ポイントは会社の規模と主体性にあります。
この記事では、サラリーマンを続けてつまらない人生になってしまう環境とそうならないための姿勢について解説していきます。
サラリーマンが働く環境でつまらない人間を生み出しやすい「大企業」
大企業で働いていると以下のような理由でつまらない人間になってしまう可能性があります。
分業制によりビジネスが見えなくなる
大企業は規模の大きなビジネスを行っています。
八百屋で主婦に野菜を売っているようなシンプルな商売ではありませんよね。(八百屋を悪く言っているわけではなく、ビジネスが複雑ということです。)
例えば大手の家電メーカーが冷蔵庫を作って売るとしたら、部品を購入し、工場に運んで、部品を造り、部品を組み合わせて完成させ、梱包をして、家電量販店に配送するという複数のプロセスが発生し、それぞれのプロセスが分業化されているため、ビジネスの全体が見えにくくなってしまうという現象が起こります。
一つ一つの仕事はとても重要な仕事であり、責任感のある仕事なのかもしれませんが、それぞれの部門の仕事はプロセス毎に特化させて振り分けるようになるため、あなたが仮に部門の責任者だったとしても仕事内容は限定的かつ専門性が高いものになる。
そのため「市場から評価されるビジネスを推進する力」が身に付かない可能性があります。
もし他の会社に行って通用するスキルが身につかなければ、有利な転職も行うことができす「会社のために働く」という構図のまま一生を終えてしまう可能性があるのです。
つまらない人間という言葉の定義が難しいところではありますが、他で通用するスキルが身につかないという意味では「つまらない人間」なのかもしれませんよね。
トップ層に立てる人数が限りなく少ない
例えば大手銀行に入社したとします。
一番大手の銀行の従業員数は8万人を超えてきますが、その中で役員クラスまで出世できる人は累計で見てもわずか1%程度と言います。
1%ですよ、1%。
その1%の椅子に座ることができなければ、経営という仕事を体感することは難しい。
(銀行の場合は経営者を相手に仕事をすることが多いので、それに近い仕事のスキルが身につくのでまだ良いほうですが・・・)
ビジネスの中身や醍醐味を知ることなく、サラリーマン人生を送ってきてしまったり、出世競争に敗れたりしてしまうと一気に可能性が狭まり、つまらない人間というレッテルを貼られてしまうというリスクまであるのです。
大企業に勤めていると経営に携われるかどうかという面で損をしてしまう可能性があります。
大企業に入社して満足してしまう
大企業に入社出来る人は、有名大学を卒業した優秀な学生が多いです。
ただし就職活動をする時に「やりたいこと」が定まっておらず、とりあえず大企業にエントリーして内定をもらい、流れで働き始めるというような人は少なくないもの。
条件や年収も割と良い条件を提示されたりすることも多いため、「大企業での仕事」に満足してしまい、向上心を持たずにサラリーマンとして働き続けてしまうことも。
そうやって大企業というネームバリューと年収に満足してしまうと「つまらない人間」になってしまう危険性があると言えます。
つまらない人間にならないための環境をどう探すか
つまらない人間になってしまうと感じているあなたは、少なくとも現状の環境に不満があるはず。
上記のような「大企業」特有のストレスの中で、危機感を持っている人もいれば、分業制の仕事が「つまらない」と感じてしまっているようなことがあり得ます。
そういった環境面でが「つまらない」と思ってしまうのであれば、転職を検討すべきです。
なぜなら環境だけは自分の力では変えることが難しいから。
あなたがやりがいを持ってビジネスを体感できるようになるために、主体的に仕事を出来る環境を探すことは人生を面白くするエッセンスとなるのは間違いありません。
中堅・中小企業への転職
中堅中小企業に転職することで、あなたの裁量が大幅に広がる可能性があります。
ただし年収という面では大企業に勤めていた場合、下がってしまうリスクがあります。
あなたがどんなことを求めて転職をし、今後の人生をどのように描いていきたいかによって選ぶべき会社は変わってくるはず。
例えば、好きな分野に携わることができるような会社に入り、やりがいを持って働きたいなら中堅・中小企業に入るのも有力な選択肢になります。
中堅・中小企業だったとしてもいろいろな会社があります。
会社を選ぶ上で、オススメなのは「転職エージェントサービス」に登録し幅広い求人情報を得ること。
登録は無料で、かつあなたのいままでの経験やキャリアを棚卸して、あなたの強みの活かせる求人を探すことができるのです。
あなたの強みが生かせる企業への入社であれば、年収の交渉も強気で攻めることができて、ギャップも埋められるはず。
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ベンチャー企業への転職
ベンチャー企業への転職という選択肢もありです。
転職エージェントの中には、ベンチャー求人を徹底的に集めることが得意なエージェントもいるので、あまり知られていない今後伸びしろのあるベンチャーを紹介してもらえます。
ベンチャー企業への転職は諸刃の剣です。
あなたの裁量がさらに大きくなりビジネスの醍醐味が味わえる代わりに、業績の急伸による業務負荷や福利厚生の面で元居た企業より環境が悪化してしまうという可能性があります。
それでもやりがいを求めて仕事をするのであれば、有益な選択肢であるのは間違いありません。
ちなみにベンチャー企業に強いと言われている転職エージェントはマイナビエージェントです。
中堅・大手の求人だけでなく、ベンチャー系の会社も豊富に取り扱っているエージェント。
メインターゲットを20代~30代前半と絞っているので早い段階でキャリアアップを図っていきたい人にはオススメです。
対象レンジ:中堅・大手・ベンチャー企業
得意業界 :IT・通信系/メーカー系/サービス系
対象地域 :首都圏(東京・千葉・埼玉・神奈川)・関西圏
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自分自身で起業して経営者になる
最高にダイナミックなのは大企業の歯車になることではなく、自分自身でビジネスを立ち上げ、経営者になるのが最強。
経営者になればあなたは上司に気を使うということはなくなり、自分の意思で会社を動かすことができます。
一方で経営者になるの安定した収入がなくなってくるため、徹底的な事前準備か必要でしょう。
例えば、毎月の給料がなくても生活していけるように副業で安定的な収益を獲得できるようになれば、強気に攻めることも可能です。
私もいつかは経営者になりたいという想いがある為、副業でブログを書いているというわけです。
サラリーマンから脱出する為の戦略は以下の参考記事に詳細を書いていますので、こちらもご覧ください。
参考記事:「サラリーマンは向いてない!?会社勤めから脱出するために取るべき仕事戦略とは?」
まとめ
大企業で働いていると、ビジネスの全体ではなく専門的な1分野を担当することになるケースが多いです。
その為、会社の中で頑張ったとしてもあくまで会社の中の評価でしかなく、ビジネスの力がついていなければ「つまらない人間」になってしまう可能性があります。
もしあなたがつまらない人間にならないようにしたいのであれば、会社の中の専門家ではなく、市場で通用する人材になるためのスキルや経験を身に着けることが近道。
今の環境が適していないようであれば、転職エージェントサービスを活用し、あなたがより活躍できる環境を選んでいきましょう。
現代は会社は何もあなたのことを守ってくれませんから、あなたが自分の能力を最大限発揮できる環境を自分の意志で選んでいくというような気概が必要。
つまらない人間にならないように自分の足で人生を歩んでいきましょう。
以上、「サラリーマンを続けるとつまらない人間になるって本当?やりがいある働き方は可能?」でした。
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