こんにちは、まっつんです。
今回はストレスが限界に近づいたときのサインについての話です。
現代人は毎日多くのストレスを抱えています。
特に日本人は非常にまじめな人が多く、ストレスを感じていても「我慢」してしまいがち。
そしてほとんどの人はあなたのストレスが限界を超えてしまいそうな状態にあるということに気づくことができません。
そして気が付けばうつ病という恐ろしい病の入り口に一歩足を踏み入れてしまう人が非常に多くいます。
あなたは自分の状態が理解できていますか?
おそらく理解できている人は少ないでしょう。
なぜならうつ病になってしまうほど危険な状態を知っている人は少ないから。
ですが「うつ病」には絶対になりたくないですよね?
この記事では「ストレスが限界に近い状態」に気が付けるように「前兆症状」「違和感」の具体的な例をお伝えしていきます。
私はブラック企業に勤務していた時うつ手前の状態になって4か月間も休職した経験があります。
休職する前に感じた「異常な感覚」を知っている人間だと自負しています。
もちろん専門家ではありませんが、経験者だからこそ語れる話にこそ価値があると思っています。
この記事を読むメリットは以下の通りです。
- ストレスが限界に近い時にあなたの精神面・身体面に現れる異常を理解できる
- 危険な状態から脱出する為にすべき行動を知ることができる
この記事を読むことであなたは限界を超えてしまう手前でブレーキを踏み、軌道修正ができるようになるはずです。
それでは始めていきましょう。
仕事で溜まったストレスが限界を超えると?
ストレスが限界を超えると、様々な前兆症状があなたを苦しめ「うつ病」になってしまうことまであります。
人間にはストレスに対応する「耐性」が備えられており、ある程度までのストレスであれば耐えることができると言われています。
しかしその耐性を超えるほどのストレスを溜め込んでしまった時にメンタルは崩壊します。
ではどんな前兆症状が出た時が危険なのでしょうか?
【体験談】私の経験したストレスの限界サイン
私自身がストレスで限界を超え、身体と心を壊した時には以下のような症状を経験しました。
- 睡眠不良
- 激しい肩こり
- 全身がきしむような激痛
- 息切れ・動悸
- 心臓の痛み
- イライラで家族にぶつかる
- 人前でも涙が止まらない
- ネガティブな思考をポジティブに変換できない
率直な言葉で表現すると「今までの自分と明らかに違う」状態になりました。
さすがにもう限界だと思い自ら「休みたい」と会社に手を挙げました。
そして産業医の診断書を受け取り、4ヵ月間の休職に入ることになりました。
自分が体験したからこそ言えるのですが、苦しいのを我慢するのは絶対にやめましょう。
実際に休職していた4か月間、ほとんど何も出来ない日々が続きました。
仕事のことを全く考えなくなり少しずつ前向きな思考が戻ってきたのです。
そして自分の人生、これで良かったのか?
ブラック企業で会社に使われて一生を終えるのか?
などいろいろなことを考えた期間となりました。
そして4ヵ月間の休職の後、自分の人生を考え転職を決意したのです。
その他の身体的・精神的な症状の具体例
腹痛や吐き気に悩まされる
もし腹痛や吐き気が続いているようなら、自律神経に異常が出ている可能性があります。
人間は自律神経という機能でコンディションの調整をしています。
大きく2つの機能があり、交感神経と副交感神経と呼ばれるものです。
交感神経は食事を取った時に消化を助ける為に胃酸を出したり運動をする時に血行を良くする働きを担い、副交感神経は睡眠を取るときに心拍数を緩やかにしたり、興奮を押さえる機能があります。
しかしあなたが第三段階<疲憊期>に突入してしまっていると、「自律神経の働きが逆転」して、制御できなくなってしまうことがあるのです。
「腹痛・吐き気」が起こる原因はまさしく消化をしなくても良いタイミングで胃酸が多量に排出されてしまっている状態が引き起こしています。
「ストレスで胃が痛い」というありがちなセリフも、実は科学的に証明が出来る作用なのです。
今まで胃痛や吐き気を感じたことがない方が急に「腹痛」「吐き気」を訴えている時は「ストレスが限界を超えかかっている」という身体からのSOSサインを疑った方が良いでしょう。
何をしても「楽しい」と思えなくなる
今まで楽しかったことが急に楽しめなくなったら非常に危険。
私は釣りが趣味なのですが、釣りに出かけているのに気分が上がらなかったら明らかにおかしいですよね!?
物事を楽しめなくなる理由はあります。
それはあなたの抱えている悩みが無意識のうちに頭の中に居座って、気分が落ち着けることができなくなってしまうから。
リフレッシュしたいのに嫌な気分が消えないというのは、より状態の悪化を招く可能性があると思いませんか?
食欲に異常が出る
自律神経がダメージを受けることにより、「過食」や「拒食」といった症状が出ることがあります。
私は過食傾向が強く、ストレスが溜まると食に走ってしまい体重がどんどん増えてしまいました。
過食の経験談ですが「食べ過ぎ」「ダイエットしろ」等いろいろ言われるので、余計にストレスは増幅していきます。
ダイエットしようとしてもストレスによる自律神経の乱れにより食欲の制御が出来ず、何度も失敗を繰り返してしまうのです。
そんな状態でダイエットに取り組むくらいなら、原因である「ストレス」の排除の方が大切ではないでしょうか。
常にイライラしている
趣味も楽しめないような状態になってしまうと、プライベートにも影響します。
私の場合は家族に対して苛立ち、怒鳴ってしまったり、家で一人でいる時、道を歩いている時も何かに対してイライラが止まらなくなった経験があります。
元々、穏やかな性格だった人でもストレスにより人格を歪められてしまうこともあるのです。
このままの状態を続けていると、親しい人との人間関係も壊れてしまう危険があります。
本位でないのに人に当たることを続けてしまうのはとても怖いことだと思いませんか?
【最悪な状況】何のために生きているかわからなくなる
毎日イライラしていたり、家族にあたってしまったり、眠れなかったり、つまらない日々が続くと自分は何のために生まれてきたのか」と深い闇の底に落とし込まれたような思考がぐるぐると回りだしてきてしまいます。
生きているのが辛いと考えたことがある人は、要注意!
こんな状況では最悪な行動を取ってしまう危険性すらあります。
【あなたは何段階目?】人間がストレスに対抗する3つの段階
ストレスは目に見えないものですが、あなたのストレスレベルを測ることができます。
それは3段階のストレスに対する反応です。
あなたはどの段階ですか?
【第一段階】あなたの身体が耐性を作る<警告期>
仕事をしていると「プレッシャー」を感じたり、失敗をした自分を責めたり、落ち込んだりすることがあります。
会社に入ったばかりの頃、あなたは多くの「出来ない」に悩み、苦しい時期を過ごす人は大半だと思います。
これが【第一段階】あなたの身体が耐性を作る<警告期>にあたります。
【第ニ段階】アドレナリンの放出によりストレス耐性が出来上がる<抵抗期>
しかし夢中で仕事をしていたらいつの間にかその辛さや悩みはいつの間にか感じなくなっていたという経験、あなたはしたことはありませんか?
この状態になると【第二段階】アドレナリンの放出によりストレス耐性が出来上がる<抵抗期>に突入します。
おそらく多くの人がこの状態で日々いろいろな困難を乗り越えているのでしょう。
しかしあなたにストレスの限界が近づくと次の第三段階の症状が出始めます。
【第三段階】ストレス耐性が弱り、体調や精神状態に異常をきたす<疲憊期>
ストレスを感じなくなったあなたはアドレナリンという麻酔で一時的に守られています。
しかし残念ながらその麻酔も無限に効果が続くというわけではありません。
限界が近づくとあなたの身体は悲鳴を上げ始めます。
上記の具体例に書いたような症状です。
それらの体調不良こそがあなたの身体が発する「危険信号」。
無視し続けてしまうと取返しのつかない状態になってしまう可能性もあります。
もしあなたが以下のような症状に自覚がある場合、あなたのストレスは限界を超えているのかもしれません。
限界が近いと思った時の対策を次項でまとめていきます。
限界が近いと感じたら?
もしここまでであなたが「第三段階:疲憊期」に近いと感じたら、以下の行動をとるべきです。
意識的に休みを取る
まず体調に異変を感じたのであれば絶対に休んでください。
仕事に穴をあけることや、周囲の人の目が気になってしまうかもしれませんが優先すべきはあなた自身です。
会社はあなたがいなくても運営できますし、逆を言えばあなたが会社に依存することも本来であればおかしな話。
会社で働くということはあなたの人生を良くする為の手段であり、目的ではありません。
ストレスの限界を感じたらとにかく自分のことを何よりも最優先に考えるようにしましょう。
うつ病になってしまっては元も子もありません。
ストレスの原因を認識する
このようなストレス過多の状況は、間違いなく何らかの原因があります。
具体的には以下のようなものが原因になります。
- 長時間労働
- 過剰なプレッシャー(仕事・勉強等)
- パワハラ・モラハラ等のハラスメント
- 職場の人間関係
- 大切な人との離別(失恋/離婚/死別など)
あなたの置かれた状況を鑑みて何が原因で今の状況に陥っているのかを整理してみてください。
上記に記載した原因例のほとんどが実は職場で起こることが多い問題です。
<ストレスの5大要因>
- 職場(学校)の人間関係
- 自分の将来のこと(キャリア/人生)
- 家庭での人間関係
- 人間関係以外の仕事の悩み
- 人間関係以外の家庭のこと
仕事によって大きな負担を感じてしまっているのなら、「今の仕事」の是非を問うタイミングが来ているのかもしれません。
転職で働き方をリセットする
耐えているだけでは何も変わりません
厳しいことを言うかもしれませんが人生を変えるのはあなたの行動しかありません。
今の仕事でストレスを感じているのならそれは環境を変える以外に解決の方法はありません。
なぜなら他人や環境を変えることは出来ないからです。
パワハラをする上司も、長時間労働や厳しい成果を求める会社も残念ながらその人や会社の個性。
その個性を変えようとするのには、相当な時間とパワーがかかるはずです。
状況が変わるまで待っていてもあなたの限界は残念ながら近いでしょう。
それであれば自ら動いて良い環境を探してみた方が、あなたの問題は早く解決します。
会社にしがみつく時代は終わり、これからは状況に応じて自分でより良い会社を選ぶ時代です。
そうかもしれない…と思ったら?
行動が必要だと感じたら「転職」という選択肢を意識してみましょう。
実際にホワイト企業に転職した私は「人生が一変」しました。
- 定時帰宅が当たり前
- みんな平気で有給を使う
- 定時30分前にならないと会社の鍵が開かない
- 人間関係も苦労しない(みんないい人)
- 仕事に追われることがない(厳しい納期は要求されない)
- 福利厚生も充実(飲み物飲み放題/有給が消えずに一生残る/自社株を毎月一定額もらえる 等)
毎日日付が変わる頃に帰宅していた時は家事なんて一切する余裕がなかったのですが今は違います。
子育てや家事も分担できて、妻とも毎日楽しく過ごしています。
心にゆとりができ、逆に仕事を頑張ろうという気持ちにさえなります。
ブラック企業でプレッシャーをかけられ続けていたころでは考えられない程の前向きさを手に入れました。
実際にホワイト企業で働いている人のTwitter投稿でも同じような意見が上がっています。
全員働きまくる会社からホワイト企業に転職したら、普通に働いてるだけで「超仕事熱心な人」と評価されるようになった。
若者ばかりの部署からおじさんばかりの部署に異動したら「超ITに詳しい若者」と評価されるようになった。
仕事で評価されたいなら大切なのは努力ではなくポジショニングですよ。
— かしま|HR×マーケ (@kashima_hr) September 9, 2020
久しぶりに出社したら、手作りのマスクくれたり、久しぶり!とか言っていろんな人と話出来て割と楽しかったな。仕事内容と幹部層には不満あるけど、これほどにまで人間関係に苦労しない&ホワイト企業もないなと思う。あぁ社蓄。。。
— ワーママYoppi@4才男の子育児中 (@workinokan) September 9, 2020
そろそろ行動の時です!
今の環境と比べてこれらのホワイト企業の働き方、どう感じましたか?
自分を追い込んだ今の会社と決別してストレスの少ない働き方を目指してみませんか?
もし今行動出来ない人は一生そのまま厳しい環境でストレスを抱えたまま生きていくことになる可能性が高いです。
なぜなら自分の人生よりも会社や上司を優先してしまうという考えを捨てられない人になってしまっているから。
ストレスが限界を超えて、「うつ」にでもなってしまったらはっきり言って取返しが付かなくなります。
それであれば転職活動にチャレンジして、新しい環境で再スタートを切ってみませんか?
転職活動の始め方
転職活動を始めるには「転職エージェントサービス」を使います。
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転職エージェントサービス利用の手順
サービスの登録は非常に簡単でたったの3ステップ。
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わかりやすいように図解で説明しますね。
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③職務経歴等の詳細を入力
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あとは担当となるエージェントと一緒に理想の職場を目指して第一歩を踏み出すだけ。
転職エージェントサービスを活用してストレス過多な環境から抜け出してよりよい労働環境を手に入れてみませんか?
転職エージェントサービスのデメリット
転職エージェントサービスのデメリットを1つだけお伝えしておきます。
それはあなたが想定している以上にテンポ良く選考が進んでしまう可能性があることです。
転職市場は動きが早くある意味早い者勝ちで採用が決まってしまうという特徴があります。
エージェントが良いと思った求人であれば「早く応募した方が良い」とせっつかれてしまうこともあるでしょう。
しかしそれはあなたの転職を成功させる為の愛情のようなもの。
少しびっくりしてしまうかもしれませんがよりよい環境を早くに掴み取ることはあなたに取ってマイナスではないはず。
内定を獲得してしまえばあなたのストレスも安心感で少しは和らぐのではないでしょうか。
前にも言いましたが、今行動できなければ一生そのままの環境で過ごすことになってしまいますから、勇気を出して一歩踏み出してみてくださいね。
次のアクションを取るのも辛い時
これまで前向きな解決方法を説明してきましたが、もしかしたらあなたは「次を考える元気もないほど追い詰められてしまっているのかもしれません。
そんな時は我慢せずにお医者さんに相談してください。
受診するのは心療内科/精神科の病院です。
産業医がいる会社もありますので、自分で予約するのでなければ上司に「病院を受診したい」という気持ちを伝えるようにしましょう。
もし聞き入れてもらえなければ、直接人事部門に相談しても良いと思います。
メンタル疾患専門のお医者さんにみてもらえば、おそらくほとんどの場合「休み」を貰うことになるでしょう。急な休みだとお金の面で不安を感じてしまうかもしれませんが、大丈夫です。
ある一定期間であれば給与の補償を受けることが可能なので、まずはあなたのメンタルの回復を最優先に過ごしていくようにしましょう。
気持ちが落ち着き、前向きな心を取り戻したら前向きな行動に取り組んでもらえたらと思います。
まとめ
ストレスの限界サインは以下のようなものがあります。
- 睡眠不良
- 激しい肩こり
- 全身がきしむような激痛
- 息切れ・動悸
- 心臓の痛み
- イライラで家族にぶつかる
- 人前でも涙が止まらない
- ネガティブな思考をポジティブに変換できない
- 腹痛/吐き気
- 物事が楽しいと感じられなくなる
- 食欲異常
- 生きる意味がわからなくなる
これらの症状は、ストレス耐性の3段階目である「疲憊期」に差し掛かるタイミングであなたに起こる異常です。
もしこれらの症状に自覚があれば、ストレスが限界に近付いている証拠と言えます。
そのような状況に陥ってしまったら、まず「休み」をとりましょう。
会社のことは一旦忘れて、自分を見つめなおす時間があなたには必要です。
もしそのストレスの原因があなたの今の職場にあるのならそろそろ「転職」を考える時期にきているのでしょう。
会社や人を変えることは非常にパワーがかかる上になかなか変わりません。
残念ながら耐えているだけでは何も変わらないのです。
それであれば今こそ行動を始める時。
私はホワイト企業に転職することで人生が「仕事中心」から「家族中心」の人生を手に入れました。
はっきり言ってめちゃくちゃ幸せです。
今、動かなかったら一生同じ環境から抜け出せなくなってしまうばかりか、ストレスが限界に達して「うつ」になってしまうリスクすらあります。
あなたの人生、あなた自身の手で変えていきましょう。
以上、「ストレスが限界を超えるとどうなる?心の限界のサインはどんなもの?」でした。
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