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サラリーマン生活も長く続くとストレスが少しずつ蓄積してきてしまいます。

よく、バリバリのビジネスマンが家でもピリピリしている様子ってアニメや映画等でも描写されていますよね。

 

私も過去、ストレスを溜め込みすぎて身体がおかしくなってしまったことがあります。

うつ病ではありませんでしたが、家庭内でイライラしてしまったり、会社に行く道中で胸のズキズキとした痛みを感じたり、ひどい肩こりが続いたりしました。

 

なぜサラリーマンはストレスを抱え、イライラしてしまうのか。自営業の人や経営者と違って何が違うのでしょうか。

 

私のようになってしまわないようにするには、サラリーマンの特性を理解して働き方を考える必要があります。

 

この記事ではサラリーマンがなぜストレスを抱えてしまうのかという疑問について、原因の分析と解消法について解説していきます。

 

【注目記事】 知らないと損する!?サラリーマンが知っておくべき転職の常識

 

サラリーマンのストレスの原因

 

サラリーマンのストレスの原因は大きく5つ。どれも雇用の特性によるものからくるものが多いです。

 

1.時間的拘束

安定的な給与を受け取れる代わりにあなたは自分の時間を会社に捧げる必要があります。

なぜならあなたの給料は時間と成果の対価として支払われているものだから。

 

正社員であれば最低週5日、1日8時間程度の労働は約束されているはずです。(完全年俸制・成果報酬型の会社は別)

成果報酬の会社であれば、成果さえ出せれば何時に帰っても文句が言われないというような会社もあるようですが、逆に成果が出せなければクビになってしまうというようなシビアな側面を持ち合わせています。

 

よって、サラリーマンとして働いている以上は、あなたの時間の最低1/3は会社に捧げる必要があります。

その間はあなたのやりたいことはほとんどできず、我慢の時間を過ごすことになってしまうということになる為、ストレスの原因となるケースが多いのです。

 

雇われているが故に発生する受身の仕事

仕事を進める上で、あなたの意志はどこまで通用しますか?

もちろんある程度の実績を積み上げて社内での信頼を勝ち取れているのであれば裁量が大きく与えられることはありますが、最終的な決定権はサラリーマンであるあなたに与えられるということはありません。

 

いくら主体的に仕事に取り組んでも、最終的には自分の意志とは違った判断になってしまったりすることも。

なぜあなたに裁量が与えられないのかといえば、何かあった時の責任はすべて経営者にあるから。

 

勝手に物事を進められて損害を被ってしまうようなことがあったら、納得はいきませんよね。

もしあなたが同じ立場だったら重要な決定を従業員の判断に任せることはしないでしょう。

 

あなたが行う仕事はいくら頑張っても結局受け身の仕事でしかなく、本当の達成感を感じることは難しいのです。

 

強者と弱者の関係性とプレッシャー

組織で働いている以上、上司と部下という関係は必ず発生するもの。

また男性・女性・年齢の上下などによっても強者、弱者の関係が必ず発生し、何かしらの摩擦が生じます。

 

また上司と部下だけでなく経営者と従業員という関係性により、上から下へのプレッシャーというものは常に発生し、それに感じるストレスは人それぞれではあるものの多かれ少なかれ感じてしまうもの。

ビジネスは対等であれば面白いものですが、サラリーマンという立場上、弱者にならざるを得ない状況は必ず発生するため、ストレスを感じてしまう。

 

これがサラリーマンだからこそ感じるストレスであり、立場の面でどうしようもない事実なのです。

 

人間関係

人間ですから、仲の良い人もいれば苦手な人もいます。

そういった人種とも分け隔てなく付き合っていかなければならないのがサラリーマン。

 

特に人事異動や組織替えはあなたの意思が全く反映されず、コントロールが効かない変化となります。

あなたに合わない上司や部下、同僚と同じ組織になってしまってもあなたには変えることかできないので、あなた自身が環境に合わせて自分を変化させていくことが必要。

 

当然ですが、他人に合わせるということは何かしら自分の考えや意志を主張できず我慢せざるを得ない場面が多くなりますから、ストレスが蓄積される原因となってしまいます。

 

長時間労働

本来であれば、決められた時間を会社に捧げていれば最低限の契約は守られているので定時ダッシュをしても問題はないのですが、日本の会社はまだまだ定時に終わらせて帰宅するということがなかなかやりにくい環境が残っています。

その原因は「相対評価」という考え方にあります。

 

「相対評価」とは、成果評価の反対の考え方で、成果ももちろん評価の1つではあるものの「他の人と比べてどうか」という評価軸の事を指します。

つまり成果の競争ではなく、他者からの評価比べが報酬を決めるカギになっているということ。

 

この考え方があるから「上司に媚を売って出世する」「誰かを陥れて自分が這い上がる」という行為が成り立つのです。

他の人に比べて、自分が頑張っているというアピールで1番わかりやすい例が「労働時間」なので、日本のサラリーマンはやたら残業ばかりして上司に「仕事をやっているアピールをする」という事を繰り返してしまっている、これが今の日本経済を停滞させている理由なのではないかと私は思います。

 

最近は変わってきましたが、残業代という制度自体も残業をすることが前提の報酬体系となっているので、働き方改革で残業が減ると給料が減るというアンバランスな状況も生まれてきてしまっています。

日本の働き方改革にはまだまだ課題が多い、そう感じます。

 

サラリーマンのストレスを解消する方法

 

そもそもサラリーマンという働き方自体を変える

サラリーマンから脱出する、いわゆる「脱サラ」という行為がサラリーマン特有のストレスから解放されるための有力な選択肢となります。

とは言え、サラリーマンという職業は働いてさえいれば、給料がもらえて生活が安定するというメリットもあります。

 

どちらを取るかはあなた次第。

もしサラリーマンという仕事が向いていないと感じていて、リスクを背負う覚悟があるのであれば、脱サラという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

 

以下の記事では、脱サラをすると言っても段階を追ってサラリーマンを卒業するための戦略について書いています。

参考記事:サラリーマンは向いてない!?会社勤めから脱出するために取るべき仕事戦略とは?

 

比較的自由度の高い企業に転職する

サラリーマンと言っても、いろいろな雇用形態があります。

年俸制だったり、フルコミッションだったり、賃金保証ありでインセンティブの比率によって給料が大きく上積みされるような仕事もあるので、総合職・正社員以外の働き方というのもありだと私は思います。

 

そういった選択肢はどんなものがあるのか、普通に暮らしていては情報は集まってきませんので、「転職エージェントサービス」を活用してみてはいかがでしょうか。

「転職エージェントサービス」はあなたのキャリアや経験、今後の働き方などの要望を整理して条件を満たせるような働き方のできる企業を紹介してもらえるサービスです。

 

今あなたが求める働き方を模索する上で、効果的かつ効率的な情報収集が可能となりますので、「人生を変えたい」と思っている方は選択肢を広げる上でもやってみてください。

結果、今の企業に留まることが最善の選択であるということもあり得ますので、自分で自分の未来を切り拓くために行動していきましょう。

 

<オススメ転職エージェントはこちらから>

◆登録しておくべき大手エージェントサービス

DODAエージェントサービス

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↓転職に関する詳細な情報は以下記事をご参照ください。

【転職耳より情報】 知らないと損する!?サラリーマンが知っておくべき転職の常識

 

まとめ

 

サラリーマンとして働いていると、「雇用」されている側として受けなければならないストレスがあります。

それは原理原則に基づくものなので、簡単に変えることが難しいもの。

 

私からの提案はもし現状を変えたいと願っているのであれば、新しい環境に飛び出すための行動を取る、これをご提案します。

あなたの人生、自分で決めて有意義な一生を過ごしていきませんか?決して会社のために生きているわけではないのですから、自分が動けばいろいろと変えることができますよ。

是非チャレンジしてみてください。

以上、「サラリーマンの抱えるストレスの原因は?何故イライラしてしまうのか?」でした。

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